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フィーチャ【JP:4052】株価
株価の推移
出来高の推移
PERの推移
PBRの推移
時価総額の推移
事業内容
フィーチャ株式会社は、画像認識ソフトウェアの開発を主力とし、車載カメラやドライブレコーダー向けの組み込みソフトや企業向けのDX・AIソリューションを提供しています。同社はコンピュータビジョンと機械学習を活用し、実用性の高いAIプロダクトの開発に注力しています。
主要な顧客は自動車メーカーや部品サプライヤー(Tier 1)、ドライブレコーダーメーカーに加え、業務効率化を図る各種企業です。同社は顧客向けのカスタマイズ開発で受託収入を得る一方、量産後や利用状況に応じたライセンス収入を重視し、一部取引は商社を介して行っています。
事業は大きくMobility SolutionsとDX-AI Solutionsの二本柱で展開しています。Mobilityは歩行者や車線、標識の検知や運転者監視(DMS)などの車載向け組み込みソフトを中心に、DX-AIはAI-OCRや図面解析(Drawing-AI)、生成AIや大規模言語モデルを活用したプロダクトと導入支援を含めたソリューションを提供しています。
経営方針
同社は「Make Things Intelligent」の理念のもと、売上高、営業利益、ROEを主要指標として企業価値の最大化を目指しています。成長の中心には車載向けの画像認識ソフトがあり、特に先進運転支援システム(ADAS)や自動運転向けカメラ市場を主なターゲットとしています。市場は矢野経済研究所の予測で2030年に約1.8兆円に達するとされており、同社は量産後のライセンス収入や継続的な保守・アップデート収入の割合を高めることで、安定した収益基盤の構築を目指しています。
同社は重点投資分野として開発体制と営業体制の強化を掲げています。具体的には優秀なエンジニアの積極採用や開発プロセスの標準化・改善、社内でのノウハウ共有や教育訓練を進め、車載向けに求められる高信頼・高性能な組み込みソフトの提供を差別化要因としています。また、業界特化型のパッケージ化や既存顧客への追加提案(クロスセル)、パートナー企業との協業拡大を通じて、単発の受託案件に依存しない事業モデルへの転換を図っています。
新市場開拓では、モビリティ分野で磨いた画像認識や学習技術をスマートインフラや業務効率化市場に横展開する計画を打ち出しています。具体的には公共インフラの安全監視や、業務の自動化を支援するAI-OCRや図面解析といったソリューション群を組み合わせ、RPAとの連携など既存の業務プロセスに組み込みやすい形で提供することで導入スピードを高め、顧客層の拡大と継続的な収益確保を目指しています。
技術革新への取り組みとして、同社はコンピュータビジョンと機械学習に加え、生成型の人工知能や大規模言語モデル(LLM)を取り込んだサービス開発を進めています。具体的には学習データの整備と検証体制の強化、モデルの実環境での評価・改善サイクルの短縮、そして業界別に最適化したモデルのパッケージ化に注力しています。併せて内部管理やガバナンスを強化し、技術投資と事業拡大を両立させる体制整備を進めている点も特徴です。