- 日本企業
- ニーズウェル
ニーズウェル【JP:3992】株価
株価の推移
出来高の推移
PERの推移
PBRの推移
時価総額の推移
事業内容
ニーズウェルは独立系の情報サービス企業で、企業向けのシステム構築から運用・保守、IT基盤の整備、業務改善やセキュリティ支援といったソリューションを提供しています。主力は受託開発と技術者派遣で、顧客の基幹システムに深く関与して安定稼働を支えています。
同社の主要顧客は金融、物流、通信、流通、公共、建設など幅広い業界で、エンドユーザーから直接受注する案件とシステムインテグレータやメーカー経由の案件の双方から収益を得ています。収益構造は開発・導入時の一時的な受注収入に加え、保守・運用やアウトソーシングによる継続的な収入、ソリューション販売や機器・ソフトの販売が柱になっています。
事業は「業務系システム開発」「IT基盤」「ソリューション」の三本柱で構成されています。業務系では企画から保守まで一気通貫で関与し、メインフレームから新プラットフォームへの移行や倉庫管理システム(SmartWMS)を手掛けています。IT基盤では品質検証や運用支援を行い、ソリューションでは情報セキュリティ、ロボットによる業務自動化(RPA)やクラウド、人工知能(AI)を活用した業務効率化やローコード開発ツールの提供で顧客の課題解決を支援しています。
経営方針
ニーズウェルは独立系情報サービス企業として、業務系システム開発、IT基盤、ソリューションの三本柱を軸に成長を図っており、次期(2026年9月期)には「7点の重点施策」を掲げて事業拡大を進めています。特に売上高成長率や売上総利益率、経常利益率、EPS、PER、ROEといった経営指標の改善を重視し、サブスク化によるストック売上の拡大や長期のアウトソーシング契約獲得で収益の安定化を目指しています。同社は収益の質を高めることで中長期的な成長を実現することを目標としています。
重点投資分野としては金融系の業務知識を生かした業務系システム開発、IT基盤の設計・構築・運用支援、ソフトウェアテストやITアウトソーシング、物流向けの倉庫管理システム(SmartWMS)、AIを活用したWork AIサービスなどに資源を集中しています。差別化要因は金融分野での上流工程参画力や一気通貫で提供できるマイグレーション/テスト体制、専用のテスト自動化ツール導入やパートナーとの連携による現場適応力です。同社はこれらの領域で専門技術者を育成し、競合に対する品質と安定性で優位を築くことを目指しています。
新市場開拓と事業拡大の計画では、金融や物流を基軸にProphetterシリーズなどの見積りAIや各種業界向けソリューションを他業界へ横展開し、クラウド提供によるサブスク化で顧客基盤を広げる方針です。グループシナジーや資本業務提携、業務提携を通じて受注チャネルを拡大し、Webセミナーや導入事例を使ったオンライン営業でリード獲得を強化します。また、本社と長崎のニアショア拠点によるリモート開発体制の整備で技術者配置を最適化し、効率的な開発体制で市場対応力を高めることを目指しています。
技術革新への取り組みとしては、AI専門グループを核にデータ分析や生成AIを取り入れたサービス開発を進め、長崎大学との産学連携でFSGenやQualiBot、PRGen、AI医師スケジューリング等の生成AIソリューションを実用化しています。加えて、RPAと組み合わせた業務自動化、テスト自動化ツールの活用、ISO9001等の品質管理体制強化を通じて製品・サービスの精度向上を図っています。同社は人材育成や教育制度の充実に投資し、最新技術への迅速な適応力を高めることで顧客価値を向上させることを目指しています。