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大村紙業JP:3953
事業内容
大村紙業株式会社は、紙器や梱包資材の製造販売を主な事業としています。同社は、紙器や梱包資材の製造販売を行う単一の事業セグメントを持ち、シート、ケース、ラベルなどの製品を提供しています。これらの製品は、さまざまな業界で使用され、特にケースの売上が全体の65.5%を占めています。
また、大村紙業の関連会社であるサンオオムラ株式会社は、損害保険の代理店業務を行っています。このように、大村紙業グループは、製造業と保険業の2つの異なる分野で事業を展開しています。これにより、製造業の安定した収益基盤と保険業の多様なサービス提供を実現しています。
経営方針
大村紙業株式会社は、段ボール製品やラベルの製造販売を通じて、地域密着型の経営を推進しています。同社は、東北から関西まで13箇所の生産拠点を設け、小ロット・多品種生産・短納期を強みとし、ユーザーの多様なニーズに迅速に対応しています。この戦略により、機動力に富んだメーカーとして高い信頼を築いています。
同社の成長戦略は、地域密着型の工場展開を強化し、内部体制の強化を図ることにあります。データ分析の活用や原価の見直しを進め、利益の確保を目指しています。また、年間を通じた販売イベントの実施や、包装設計デザイン研究所との連携により、受注量の増加と安定経営を追求しています。
大村紙業は、売上高経常利益率5%以上を目標とし、企業価値の増大を図っています。厳しい経営環境の中でも、同社は独自の強みを活かし、売上高と利益の増進を目指しています。特に、原材料価格の高騰や価格競争が激しい中での価格交渉に注力しています。
同社は、全社員が「経営参画」をモットーに、各事業部での売上と利益の向上を図っています。配送部門では効率向上を目指し、製造部門ではコスト意識を高めています。さらに、TV会議や委員会活動を通じて、品質と生産性の向上に努めています。管理部門では、内部監査を行い、本社集中管理システムの充実を図っています。