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ランドコンピュータJP:3924
沿革
1971-01 | 田村哲夫(現 学校法人渋谷教育学園理事長)、田村邦彦、田村秀雄(現 当社取締役会長)等が発起人となり、教育、学習用事務機器の研究、開発、販売等を目的として、資本金1,000万円をもって、本社東京都渋谷区猿楽町に株式会社日本コンピュータ学院研究所を設立 |
1971-06 | 社名を現在の株式会社ランドコンピュータ(英文表記:R&D COMPUTER CO.,LTD.)に変更 |
1971-09 | 富士通株式会社と取引を開始して、金融システムを中心としたシステムインテグレーション・サービスを開始 |
1973-04 | 大阪府大阪市中央区北久宝寺に関西事業所を開設 |
1976-08 | 本社を東京都渋谷区神宮前に移転 |
1982-11 | 本社を東京都渋谷区神南に移転 |
1987-12 | 東洋情報システム株式会社(現 TIS株式会社)からの受託によりクレジットカードシステム分野に参入してシステムインテグレーション・サービスを拡大 |
1989-03 | 通商産業省(現 経済産業省)よりシステムインテグレータ(SI)認定企業に認定 |
1990-10 | 株式会社髙島屋との業務請負基本契約締結により百貨店向け流通システム分野に参入してシステムインテグレーション・サービスを拡大 |
1993-03 | 本社を東京都目黒区東山に移転 |
1996-04 | 一般財団法人コンピュータ教育開発センターからの受託により作成した教育ソフトウェア「わたしたちのエネルギーと環境」が全国の小中学校に配布 |
2000-05 | 本社を東京都目黒区大橋に移転 |
2002-01 | ISO9001 認証取得(取得部署:金融・カードソリューション事業部) |
2003-02 | ISO9001 認証取得(全社) |
2004-04 | プライバシーマーク認証(JISQ15001)取得 |
2006-04 | システムインテグレーション・サービスにおけるインフラ関連業務をインフラソリューション・サービスとして開始 システムインテグレーション・サービスにおいて、電子カルテシステム分野への拡大のため医療システム分野に参入してシステムインテグレーション・サービスを拡大 |
2007-06 | ISO/IEC27001 認証取得 |
2008-07 | 本社を東京都品川区東五反田に移転 |
2010-04 | 株式会社セールスフォース・ドットコムと協業し、クラウドコンピューティングサービスを開始 システムインテグレーション・サービスにおけるパッケージシステムの導入・アドオン開発業務をパッケージベースSI・サービスとして開始 |
2012-12 | 関西事業所を大阪府大阪市中央区安土町に移転 |
2013-02 | 本社を東京都港区芝浦に移転 |
2015-12 | 東京証券取引所市場第二部に株式を上場 |
2016-11 | 株式会社セールスフォース・ドットコムと販売パートナー契約を締結 |
2018-05 | 東京証券取引所市場第一部に株式を上場 |
2021-04 | 株式会社インフリーを連結子会社化 |
2022-04 | 株式会社NESCO SUPER SOLUTION(現 株式会社テクニゲート)を連結子会社化 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行 |
2022-12 | 関西事業所を大阪府大阪市西区土佐堀に移転 |
事業内容
ランドコンピュータは、企業経営とICTの融合が進む情報サービス産業において、システムソリューションサービスを提供するシステムインテグレータです。同社は「システムインテグレーション・サービス」、「インフラソリューション・サービス」、「パッケージベースSI・サービス」の3つの主要サービスラインを持ち、顧客の経営課題解決に貢献しています。
システムインテグレーション・サービスでは、金融業、産業・流通業、公共分野、医療分野など幅広い分野で、企画立案からシステム構築、運用までをトータルで提供。特に、企画立案段階でのコンサルティングや要件定義、システム構築、運用保守に至るまで、一貫したサービスが特徴です。
インフラソリューション・サービスは、サーバやネットワークの構築、データベースやアプリケーション基盤の構築および運用保守を行い、仮想化技術にも対応しています。一般企業から官公庁まで、顧客のITシステム基盤を支えるサービスを提供しています。
パッケージベースSI・サービスでは、システム・パッケージベンダとのアライアンスを通じ、Salesforce、SuperStream、SAPなどのソフトウェアパッケージ製品の導入支援からカスタマイズ、アドオン開発、保守、運用までをトータルで提供しています。特にSalesforceの導入支援サービスは、2010年4月から拡大しています。
これらのサービスを通じ、ランドコンピュータは顧客の多様なニーズに応え、ICTを活用した経営課題の解決に貢献しています。また、協力会社との連携や品質確保の取り組みも強化し、高品質なサービス提供を目指しています。
経営方針
ランドコンピュータは、情報サービス産業において、システムインテグレーション・サービス、インフラソリューション・サービス、パッケージベースSI・サービスを提供するシステムインテグレータです。同社は、顧客価値の創造と顧客満足度の追求を経営理念の柱とし、企業価値の向上を目指しています。この理念を実現するため、法令遵守、高品質サービスの提供、社員のスキル向上、ビジネスパートナーとの協業、革新的な提案と挑戦を基本方針として掲げています。
中期経営計画「VISION2023」では、パッケージベースSI・サービスを中心とした成長戦略を推進。これには、コアコンピテンシーの醸成、品質向上、ITサービスの構造的変化への対応、新市場の開拓が含まれます。人材育成、新サービス事業分野への参入、ビジネスパートナーとの協業強化を通じて、経営体質の強化と事業の継続的発展を図る方針です。
重点戦略項目としては、M&Aの推進、業務提携先との連携強化、DXビジネスの推進、直接取引の拡大、既存SI分野の売上拡大が挙げられます。これらの戦略を通じて、新たな成長分野への展開、優秀な人材の確保と育成、プロジェクトマネジメント力の強化、品質向上と安定的な収益確保、グループシナジーの追求、サステナビリティへの取り組みを進めています。
ランドコンピュータは、これらの成長戦略と重点戦略項目を軸に、情報技術のリーディングカンパニーとして、社会に貢献し続けることを目指しています。