ネオジャパン (3921) 株価

時価総額
¥206.5億
PER
11倍
グループウェアソフトウェアの有力企業。主力製品「desknet's NEO」のクラウドサービス・ライセンス販売を展開。システム開発サービス事業も手掛ける。日本・北米・ASEAN地域に展開。

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事業内容

ネオジャパンは、企業向けの情報共有システムである「グループウェア」を主力事業とするソフトウェア会社です。同社の代表的な製品は「desknet's NEO」で、企業内の情報共有やコミュニケーションを効率化するツールを、クラウドサービスやパッケージソフトとして提供しています。また、企業向けの基幹システム開発や、東南アジア・北米での海外展開も行っています。

同社の収益は、主力製品のdesknet's NEOを中心としたソフトウェア事業が柱となっています。顧客は主に企業で、クラウドサービスによる月額利用料やライセンス販売、関連するカスタマイズやサポートサービスから収益を得ています。子会社のPro-SPIREでは、企業向けシステム開発サービスも展開し、複数の収益源を確保しています。

事業セグメントは「ソフトウェア事業」「システム開発サービス事業」「海外事業」の3つに分かれています。ソフトウェア事業では、グループウェアの開発・販売・保守を行い、システム開発サービス事業では企業の基幹システムや組み込みシステムの開発を担当しています。海外事業では、マレーシア、タイ、フィリピンの子会社を通じて現地でのパートナー発掘や製品販売を進めており、グローバル展開を図っています。

経営方針

ネオジャパンは、2030年までに国内グループウェア市場でシェア第一位、累計1000万ユーザーの獲得を目指す野心的な成長戦略を掲げています。現在の販売累計ユーザー数が539万人であることから、今後約4年間で倍増という高い目標を設定しています。同社は売上高成長率13.3%、売上高経常利益率31.7%という優秀な財務指標を維持しており、技術的優位性を活かしたリーズナブルな価格設定による高収益体質を確立しています。

重点投資分野として、同社はAI技術の積極的な開発・実装を最優先課題に位置づけています。主力製品であるグループウェアにAI機能を拡充し、業務効率化とナレッジ活用の高度化を実現することで、競合他社との差別化を図る戦略です。また、開発部門でのAI活用による効率化や、全社横断的なAI対応により、従来と同水準の品質を維持しながら生産性向上を追求しています。営業・マーケティング・管理部門でもAI活用を推進し、組織全体の競争力強化に取り組んでいます。

新市場開拓では、官公庁・自治体のクラウド化需要への対応を戦略的に進めています。LGWAN-ASP対応やISMAPクラウドサービスリスト掲載に向けた準備を通じて、政府機関向けクラウドサービス市場への参入を図っています。同時に、主力製品「desknet's NEO」と「AppSuite」のセット利用促進により顧客単価向上を目指しており、現在20%のセット利用率を大幅に拡大する余地があると見込んでいます。海外事業では、既存の東南アジア・北米子会社による新収益事業の立ち上げと海外販売拡大にも挑戦する方針です。

技術革新への取り組みとして、同社は研究開発と高難易度開発の受託により社内技術を蓄積し、市場ニーズに応じた革新的製品を適切なタイミングで投入する体制を構築しています。クラウドサービスの安定運用基盤の拡充や、システム開発サービス事業でのデジタルトランスフォーメーション対応技術の蓄積により、より付加価値の高いサービス提供を実現しています。特に、AI時代に対応したリスキリング機会の継続的提供や最適人員体制の構築を通じて、環境変化に強い組織づくりを推進しています。

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