- 日本企業
- オウケイウェイヴ
オウケイウェイヴJP:3808
沿革
1999年7月 |
当社設立 |
2000年1月 |
「OKWebコミュニティ」(現在の「OKWAVE」)の提供開始 |
2000年7月 |
FAQ/問い合わせ管理システム「OKBIZ.」の提供開始 |
2000年11月 |
Q&Aサイト「OKWAVE」のデータベース貸出サービスの提供を開始 |
2005年1月 |
ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)適合性評価制度(現ISO27001)の認証を取得 |
2005年10月 |
現「OKBIZ.」がグッドデザイン賞を受賞 |
2006年6月 |
名古屋証券取引所セントレックスに株式を上場 |
2007年11月 |
米国子会社 OKWAVE INC.(現OKWAVE USA, Corporation)設立 |
2012年3月 |
ソーシャル型CRMソリューション現「OKWAVE Plus」販売開始 |
2013年4月 |
米国Davia, Inc.のデジタルグリーティングカード事業を事業買収 |
2013年5月 |
「OKWAVE 総合研究所」(現「オウケイウェイヴ総研」)を開設 |
2017年3月 |
不動産関連ソリューションを提供する株式会社OKGAIAを設立 |
2017年10月 |
ブロックチェーン関連事業を行う海外子会社OKfinc LTD.を設立 |
2018年5月 |
ブロックチェーン開発を専門とするOK BLOCKCHAIN CENTRE SDN.BHD.を設立 |
2018年12月 |
サンクスカードサービス「OKWAVE GRATICA」の提供開始 |
2020年4月 |
クラウド型ヘルプデスクツール「OKWAVE IBiSE」の提供開始 |
2021年6月 |
ソリューション事業(一部除く)を株式会社PRAZNAに譲渡 |
2021年11月 |
投資ファンドのOK FUND L.Pをケイマン諸島に設立 |
2021年12月 |
株式会社アップライツを株式取得し、株式会社アップライツ、株式会社アップドリームならびに株式会社OMTYを子会社化 |
2022年4月 |
名古屋証券取引所ネクスト市場へ移行 |
2022年8月 |
代表取締役に杉浦元が就任 |
2022年9月 |
OK FUND L.Pの清算を決議 |
2022年9月 |
株式会社アップライツ、株式会社アップドリームならびに株式会社OMTYの連結除外を決議 |
2022年10月 |
特設注意市場銘柄に指定 |
2022年10月 |
元取締役らによる臨時株主総会決議取消訴訟の提起 |
2023年3月 |
Raging Bull合同会社に対する債権者破産手続開始の申立てを行うことを決議 |
2023年4月 |
元取締役らによる新株予約権無償割当の差止仮処分命令の申立て |
2023年5月 |
元取締役、監査役に対する株主代表訴訟の提起 |
事業内容
オウケイウェイヴは、2023年6月30日現在、連結子会社4社を有する企業グループです。同社は、「世界中のありがとうの物語を蓄積し可視化する」というパーパスを掲げ、Q&A形式のコミュニティサイト「OKWAVE」の運営を中心に、組織や地域コミュニティの互助力を高めるソリューションを提供しています。
主力事業には、「OKWAVE」と、それに連携する「OKWAVE Plus」、さらにはクラウドサンクスカード「GRATICA」があります。「OKWAVE」は、インターネット上で誰でも参加可能なQ&Aサービスで、主に広告収入を収益源としています。「OKWAVE Plus」は、法人向けに「OKWAVE」のアプリケーションと登録ユーザーを提供し、月額利用料やサブスクリプションモデルによる売上を生み出しています。「GRATICA」は、組織内で交わされる「ありがとう」をカラフルなカードで可視化し、互助の絆や関係性を深めるサービスです。これも法人向けに提供され、月額利用料に基づく収益モデルを採用しています。
さらに、オウケイウェイヴの子会社であるOKWAVE USA, Corporationは、デジタルグリーティングカード「DAVIA」を提供し、個人ユーザーを対象としています。また、OKfinc LTD.とOK BLOCKCHAIN CENTRE SDN. BHD.は、サービスの受託運営やシステムの受託開発を行い、主に法人顧客にサービスを提供しています。
これらの事業を通じて、オウケイウェイヴは、個人ユーザーから法人に至るまで幅広い顧客層に対して、互助と感謝の文化を促進する多様なサービスを展開しています。
経営方針
オウケイウェイヴは、社会課題の解決を目指し、人々の関係性向上と労働生産性の向上を図るサービスを提供している企業です。同社は、「世界中のありがとうの物語を蓄積し可視化する」というパーパスのもと、Q&Aサイト「OKWAVE」、サポートシェアリングソリューション「OKWAVE Plus」、クラウドサンクスカード「GRATICA」を展開しています。これらのサービスを通じて、人々がお互いにサポートし合う社会の創出を目指しています。
経営戦略として、オウケイウェイヴは中長期的に社会課題の増加に対応し、人が人を支える仕組みを提供することに注力しています。特に、DX化の進展、少子高齢化、働き方改革などの社会的課題に対して、同社のサービスを通じて解決策を提供し、社会的価値の創造を目指しています。また、AIの進化に対応し、データに基づくサービスの質の向上にも取り組んでいます。
財務上の課題に対しては、営業損益及び営業キャッシュフローの改善、資金繰りの改善及び財務体質の強化を急務としています。これらの課題に対処するため、顧客データの分析による事業の成長性の見極め、リソースの効率的な配分、管理コストの圧縮などにより、経営の健全化を図っています。
さらに、ガバナンスの改善・強化にも注力しており、法令遵守の意識の向上、取締役会の機能強化、内部統制部門及び内部監査体制の強化などを通じて、企業の信頼性の向上に努めています。これらの取り組みを通じて、オウケイウェイヴは中長期的な成長を目指し、社会的価値と企業価値の両方を高めていく戦略を推進しています。