フィスコJP:3807

時価総額
¥34.9億
PER
企業情報、金融情報、暗号資産情報の提供、広告代理業務、暗号資産投資、ブロックチェーン事業、資本政策・財務戦略支援等のコンサルティング業務。

沿革

1995-05株式会社フィスコを東京都文京区に設立。株式会社三爾フィスコ事業部より配信事業及び月刊誌発行事業等を引継ぐ。
1995-07ロイター・ジャパン株式会社向けリアルオンラインスクリーンサービス「ロイタープレミアム」配信開始。
1995-11ファックス「かわら版」刷新、一般顧客向けサービス開始。
1996-01ブルームバーグL.P.向けリアルオンラインスクリーンサービス配信開始。
1996-06投資顧問業者登録。登録番号 関東財務局長第661号取得。
1997-05新株価指標「フィスコ30」創設。
1997-07株式会社投資情報センター(後の株式会社フィスコウェブ)設立に参加。
1998-04オアシス事業部新設、富裕層向けサービス開始。
1998-06インターネットを通じたサイバーショップビジネス開始。
1998-08中小証券会社向けアウトソーシング情報の提供開始。
1999-09オフショアファンドのアドミニストレーター事業開始。
2000-01株式会社フィスコウェブの持分割合を増加し、子会社化。
2000-03ニフティ株式会社との共同事業ファイナンス@ニフティ運用開始。
2000-07コナミ株式会社iモード向け投資シミュレーションゲーム運用開始。
2000-12ライコスマネー向けパワーチャート配信開始。
2001-06コナミ株式会社向け投資シミュレーションゲームV3運用開始。
2001-10株式会社フィスコウェブを完全子会社化。
2002-08投資参謀事業開始。
2003-02株式会社フィスコウェブの全株式を第三者に売却。
2004-05株式会社フィスコアセットマネジメント(FAM)設立。
2004-08リサーチアンドプライシングテクノロジー株式会社(RPテック)を完全子会社化。
2004-09本店事務所を東京都千代田区九段北へ移転。
2004-10投資参謀事業及びオアシス事業部富裕層向けサービスをFAMへ移管。
2004-12有料課金サイト(ECサイト)をクラブフィスコとしてリニューアル・オープン。
2005-09投資事業組合FAM-オルタナティブ・インベスティングをFAMで運用開始。
2005-12株式会社フィスココモディティー(FISCOM)を設立。
2006-06大阪証券取引所ニッポン・ニュー・マーケット-「ヘラクレス」市場(現東京証券取引所グロース市場)に上場。
2006-12個人情報保護に関してのPマーク(プライバシーマーク)を取得。
2007-01FAMにおいて投資信託委託業の認可を取得。
2007-02フィスコグループで各新興市場を網羅した株価指数「FINDEX」を開発。
2007-04株式会社エヌ・エヌ・エーと業務・資本提携。
2007-08シグマベイスキャピタル株式会社株式を取得、連結子会社化。
2007-10楽天証券株式会社と包括業務・資本提携。
2007-11FAM、伊藤忠商事株式会社と業務・資本提携。
2008-12TAKMAキャピタル株式会社(旧社名:株式会社フィスコアセットマネジメント、FAM)株式を伊藤忠商事株式会社に譲渡。
2009-01連結子会社株式会社フィスコプレイス(現 当社)に当社事業の一部を譲渡。
2010-03シークエッジ インベストメント インターナショナル リミテッドを割当先とする第三者割当増資を実施。
2010-05海外子会社 FISCO International Limited(現 NCXX International Limited)を香港に設立。
2010-06連結子会社シグマベイスキャピタル株式会社の株式譲渡。
2010-10海外子会社 FISCO (BVI)Ltd.をイギリス領ヴァージン諸島に設立。
2010-11連結子会社である株式会社フィスココモディティー清算結了。
2010-12金融商品取引業者(投資助言・代理業)登録。登録番号 関東財務局長(金商)第2482号取得。
2011-03連結子会社 株式会社フィスコ・キャピタル(現 株式会社カイカファイナンス)を設立。
2011-05海外子会社 FISCO International (BVI) Ltd.をイギリス領ヴァージン諸島に設立。
2011-09イー・旅ネット・ドット・コム株式会社の株式取得により同社及び同社の子会社3社(株式会社ウェブトラベル、株式会社世界一周堂、リストン株式会社)を連結子会社化。
2011-10本店事務所を港区南青山へ移転。
2011-11株式会社エヌ・エヌ・エーの保有株式売却により持分法適用会社から除外。
2012-02株式会社フィスコ・キャピタル(現 株式会社カイカファイナンス)貸金業者登録。登録番号 東京都知事(1)第31427号取得。
2012-07株式会社ネットインデックス(現 株式会社ネクスグループ)を株式取得により連結子会社化。
2012-08株式会社ネットインデックス(現 株式会社ネクスグループ)が中国に星際富通(福建)網絡科技有限公司を設立。
2012-09株式会社ダイヤモンドエージェンシー(現 当社)を株式取得により連結子会社化。
2012-11株式会社ウェブトラベルが株式会社世界一周堂、リストン株式会社を吸収合併。
2012-12株式会社ネットインデックスが株式会社ネクス(現 株式会社ネクスグループ)に商号変更。
2013-05株式会社バーサタイルを株式取得により連結子会社化。
2013-11株式会社デイアンドジョイン(現 当社)を株式取得により連結子会社化。
2013-12株式会社ネクス(現 株式会社ネクスグループ)が株式会社ネクス・ソリューションズ(現 株式会社実業之日本総合研究所)を子会社化。
2014-01株式会社ネクス・ソリューションズ(現 株式会社実業之日本総合研究所)は、2014年1月31日に株式会社SJI(現 株式会社CAICA DIGITAL)のシステム開発事業の一部を吸収分割により承継。
2014-07株式会社ジェネラルソリューションズ(現 当社)を株式取得により連結子会社化。
2014-12株式会社ジェネラルソリューションズ(存続会社)と株式会社デイアンドジョイン(消滅会社)が吸収合併し株式会社フィスコIR(現 当社)と商号変更。
2015-01株式会社ケアオンラインが株式会社ケア・ダイナミクス(現 株式会社クシムソフト)に商号変更。
2015-02株式会社ダイヤモンドエージェンシーが株式会社フィスコダイヤモンドエージェンシー(現 当社)に商号変更。
2015-04株式会社ネクスは、株式会社ネクスグループに商号変更するとともに、新設分割を行い、株式会社ネクスのデバイス事業(農業ICT事業を除く。)を新設会社ネクスに承継させ、持株会社に移行。
2015-06株式会社ネクスグループが株式会社SJI(現 株式会社CAICA DIGITAL)の第三者割当増資引受により、同社及びその子会社を連結子会社化。
2016-04株式会社フィスコ・コイン(現 株式会社Zaif)を設立。
2016-07株式会社フィスコ・コインが株式会社フィスコ仮想通貨取引所(現 株式会社Zaif)に商号変更。
2016-08株式会社ネクスグループが株式会社チチカカを株式取得により連結子会社化。
2016-10イー・旅ネット・ドット・コム株式会社が株式会社グロリアツアーズを株式取得により連結子会社化。
2017-02株式会社SJIが株式会社カイカ(現 株式会社CAICA DIGITAL)に商号変更。
2017-05株式会社バーサタイルが株式会社ファセッタズムの株式取得により同社を連結子会社化。
2017-07株式会社ネクスグループが株式会社イーフロンティア(現 株式会社ピアズ)を株式取得により連結子会社化。
2017-09株式会社ネクスグループが株式会社ネクス・ソリューションズ(現 株式会社実業之日本総合研究所)を株式譲渡により持分法適用関連会社化。
2017-10株式会社フィスコ仮想通貨取引所(現 株式会社Zaif)が単独株式移転により株式会社フィスコデジタルアセットグループ(現 株式会社ZEDホールディングス)を設立。
2017-12株式会社ヴァルカン・クリプト・カレンシー・フィナンシャル・プロダクツ(現 当社)を株式取得により連結子会社化。
2018-03株式会社ネクスグループが株式交換により株式会社ネクス・ソリューションズ(現 株式会社実業之日本総合研究所)を持分法適用関連会社から除外。
2018-10株式会社フィスコ・キャピタル(現 株式会社カイカファイナンス)がフィスコキャピタル1号投資事業有限責任組合を設立。
2018-11株式会社バーサタイルを分割会社とする新設分割により株式会社ネクスプレミアムグループ及び株式会社ネクスファームホールディングスを設立。
2019-04フィスコキャピタル1号投資事業有限責任組合を連結子会社から除外。
2019-07連結子会社である株式会社フィスコダイヤモンドエージェンシー及び株式会社フィスコIRを当社が存続会社とする吸収合併。フィスコダイヤモンドエージェンシー事業本部、IRコンサルティング事業本部を設立。
2020-02株式会社フィスコ仮想通貨取引所(現 株式会社Zaif)が運営する二つの取引所である、フィスコ仮想通貨取引所とZaif Exchange を一つの取引所に統合。
2020-06株式会社ネクスグループを株式譲渡により持分法適用関連会社から除外。
2020-08株式会社Crypto Currency Fund Management(現 株式会社FISCO Decentralized Application Platform)を株式取得により連結子会社化。
2020-11株式会社フィスコデジタルアセットグループが株式会社Zaif Holdings(現 株式会社ZEDホールディングス)へ、株式会社フィスコ仮想通貨取引所が株式会社 Zaifへ、株式会社サンダーキャピタルが株式会社Zaif Capital(現 株式会社Web3キャピタル)へ商号変更。
2021-01株式会社FISCO Decentralized Application Platformを連結子会社から除外。
2021-08株式会社Zaif Holdings(現 株式会社ZEDホールディングス)の株式につき、株式会社CAICA(現 株式会社CAICA DIGITAL)が行った株式交付の効力発生に伴い、同社を持分法適用関連会社から除外。
2021-12株式会社フィスコ・キャピタル(現 株式会社カイカファイナンス)の全株式を株式会社カイカフィナンシャルホールディングスへ売却したことにより、連結子会社から除外。
2022-04東京証券取引所の市場再編に伴い、グロース市場に上場。
2022-05株式会社シヤンテイの清算結了。
2023-07連結子会社である株式会社フィスコ・コンサルティングを当社が存続会社とする吸収合併を行い、非連結(単体)会社となる。

事業内容

フィスコ株式会社とその連結子会社は、主に4つの事業セグメントに分かれています。これらは情報サービス事業、広告代理業、暗号資産・ブロックチェーン事業、そしてその他の事業です。

情報サービス事業では、法人や個人向けに企業情報、金融情報、暗号資産情報の提供を行っています。これにはリアルタイム配信やインターネット配信、アウトソーシング、スポンサー型アナリストレポート(企業調査レポート)、アニュアルレポートなどのIR制作物の提供が含まれます。また、クラブフィスコやフィスコAI、スマートフォンアプリ、PCブラウザ版、『株・企業報』、『仮想通貨ナビ』などのサービスを提供しています。

広告代理業では、広告代理業務として広告出版物の企画、編集、制作、発行を手掛けています。

暗号資産・ブロックチェーン事業では、暗号資産投資業とブロックチェーン事業を展開しています。

その他の事業としては、資本政策、財務戦略、事業戦略支援業務などの各種コンサルティング業務やファンドの組成及び管理業務を行っています。

これらの事業を通じて、フィスコは多岐にわたるサービスを提供し、企業や個人の情報ニーズに応えています。

経営方針

フィスコ株式会社は、金融サービス業界におけるベストカンパニーを目指し、中立な姿勢と公正な思考、個の価値尊重と和の精神を経営の基本理念としています。同社は、社会的資産の最適な配分を実現するため、金融や投資に関する市場の調査・分析・予測結果を情報やアドバイスとして提供しています。中期経営計画では、既存事業の規模拡大と新規事業での収益創出を目指しています。

経営環境の変化に対応し、フィスコは情報サービス事業、広告代理業、暗号資産・ブロックチェーン事業を含む複数のセグメントで事業を展開。特に情報サービス事業では、フィスコブランドを活用した広告収入の増加や、Learn to Earn機能の実装を計画しており、投資家や上場企業に注目されるサイトのプラットフォーム化を進めています。また、企業IR支援サービス分野では、組織力強化やブランドの強化を図り、気候関連財務情報開示(TCFD)支援サービスなど、企業のIRに関する課題をワンストップで解決する体制構築と事業拡大を目指しています。

フィスコは、収益拡大と持続的成長の競争力を高めるため、資本効率を意識した経営に取り組んでおり、具体的な数値目標として売上高前期比15%増、売上高営業利益率および売上高経常利益率は15%以上を目標に掲げています。さらに、自己資本比率60%以上の維持やIR支援企業数の増加を目指しています。

これらの戦略を通じて、フィスコは既存事業の強化と新規事業領域の拡大を図り、持続可能な成長を目指しています。同社は、経営上の目標達成に向けて、コンテンツ制作体制の増強、販売・マーケティング体制の強化、ウェブサイト及びスマートフォンアプリ運営の拡充など、複数の重点領域に注力しています。