- 日本企業
- ユニリタ
ユニリタJP:3800
沿革
1982年5月 |
東京都中央区において「A-AUTO」を米国市場で販売する目的でスリービー株式会社(現、株式会社ユニリタ)を設立(資本金10百万円) |
1987年10月 |
スリービー株式会社を株式会社ビーエスピーへ商号変更 |
1988年12月 |
株式会社ソフトウェア・エージー・オブ・ファーイースト(1996年8月、株式会社ビーコン インフォメーション テクノロジーに商号変更し、2015年4月、当社と合併)と海外販売代理店契約締結 |
1989年9月 |
シンガポールにおいて、シンガポール$12,500を出資(当社出資比率25.0%)して関連会社 BSP Singapore Pte.Ltd.を設立(2004年12月解散) |
1993年7月 |
株式会社ソフトウェア・エージー・オブ・ファーイーストのITシステム運用関連の事業を継承し、本格的な活動を開始 |
1995年4月 |
大阪市中央区に大阪事業所開設(2013年5月同区博労町に移転) |
1995年8月 |
アメリカ合衆国ニューヨーク州において、US$100,000を出資(当社出資比率50.0%)して、最新のマーケット情報の収集、および米国での販売拠点として、関連会社 BSP International Corp.を設立(2009年3月解散) |
1996年10月 |
名古屋市中村区に名古屋事業所開設(2011年11月同市西区名駅に移転) |
1997年4月 |
札幌市厚別区に札幌事業所開設(2010年4月閉鎖) |
1998年1月 |
本社を東京都港区に移転(2003年11月同区港南に移転) |
1999年6月 |
ISO9001認証取得 |
2001年4月 |
東京都港区において5,000万円を出資して、株式会社ビーエスピーソリューションズを設立 |
2006年3月 |
ジャスダック証券取引所(東京証券取引所JASDAQ市場)に株式上場 |
2006年10月 |
株式会社ビーエスピー・プリズムを設立(2008年10月吸収合併) |
2008年1月 |
中華人民共和国において連結子会社 備実必(上海)軟件科技有限公司(略称、BSP上海)を設立 |
2009年5月 |
東京都品川区に新たな研究開発拠点としてBSP R&Dセンター開設 |
2012年8月 |
株式会社ビーコン インフォメーション テクノロジー(2015年4月、吸収合併)との資本・業務提携関係を強化し、同社を持分法適用関連会社とする |
2014年1月 |
株式会社ビーコン インフォメーション テクノロジーを子会社とする |
2014年5月 |
ソフトウェア・エー・ジー株式会社とパートナー契約を締結 |
2015年4月 |
株式会社ビーコン インフォメーション テクノロジーを吸収合併し、 株式会社ユニリタに商号変更 |
2016年5月 |
移動体向けIoT型ソリューションを提供する株式会社ユニ・トランドを完全子会社として設立 |
2017年4月 |
西日本地域向けの当社製品販売・サポート業務を担う株式会社ユニリタプラスを完全子会社として設立 |
2018年2月 |
株式会社無限を子会社とする |
2018年11月 |
株式会社ビジネスアプリケーションを子会社とする |
2021年4月 |
子会社の株式会社ビーアイティ・サポートを株式会社ユニリタエスアールへ商号変更 |
2022年4月 |
東京証券取引所スタンダード市場に上場 |
2022年4月 |
子会社の株式会社アスペックスと株式会社ビジネスアプリケーションが合併し、株式会社ヒューアップテクノロジーに商号変更 |
事業内容
ユニリタ株式会社とそのグループ会社は、幅広い事業セグメントを展開しています。これには、プロダクトサービス事業、クラウドサービス事業、プロフェッショナルサービス事業が含まれます。
プロダクトサービス事業では、ユニリタは自社開発のオープン系パッケージソフトを中心に、基幹業務システムの運用に必要なソフトウェア製品やサービスを提供しています。特に、メインフレーム事業においては、金融機関や生損保、大手製造業を対象に、メインフレームコンピュータ向けのソフトウェア製品の販売・サポートを30年以上にわたり行っており、業界内での競争優位性を確立しています。
クラウドサービス事業では、ユニリタグループは、顧客のデジタルトランスフォーメーションを支援するためのクラウド環境でのサービス開発を進めています。この事業は、プロダクトの提供方法をサービス化へと進化させ、新しい市場でのビジネスモデル構築を目指しています。
プロフェッショナルサービス事業では、データ、プロセス、サービスの3つのマネジメント領域における専門性を持つ子会社群が、プロダクトサービスやクラウドサービスの顧客価値を高める役割を果たしています。このセグメントは、システム運用やデータマネジメントのコンサルティングから、サービスの導入支援、システムインテグレーション、システム運用のアウトソーシングまで、ワンストップで提供できる体制を構築しています。
これらの事業を通じて、ユニリタグループは、顧客のデジタル化ニーズに対応し、将来の成長を目指しています。
経営方針
ユニリタ株式会社は、その中期経営計画において、「共感をカタチにし、ユニークを創造するITサービスカンパニーへ」というビジョンを掲げています。同社は、経済的価値と社会的価値の両立を目指し、事業活動を通じて企業価値の向上を図っています。2023年度は、2021年度から推進している3か年の中期経営計画の最終年度にあたり、各セグメントでの戦略的役割と事業の主な取り組みが進行中です。
プロダクトサービス事業では、システム運用の強みを深化させ、製品のサービスシフトを行い、クラウドシフトやクラウドリフトを提案することで受注拡大を目指しています。また、帳票プロダクト事業では、法制度改正に対応するニーズを捉え、電子化サービスにより新たな顧客層を開拓しています。
クラウドサービス事業では、デジタルトランスフォーメーションや働き方改革などの事業課題と社会課題解決への領域拡大を図り、新たなビジネスモデルの構築に取り組んでいます。サービスは、「IT活用クラウド」「事業推進クラウド」「ソーシャルクラウド」の3つのカテゴリに分類され、それぞれの特性に合わせた成長戦略を展開しています。
プロフェッショナルサービス事業では、コンサルティングからサービスの導入支援、システムインテグレーション、アウトソーシングまで、ワンストップ型のビジネスを展開し、プロダクトやクラウドサービスの提供価値を高める役割を果たしています。デジタルトランスフォーメーションの追い風のもと、データマネジメントニーズの拡大やサービスマネジメントニーズの高まりを背景に、受注拡大につながっています。
ユニリタは、これらの戦略と施策に基づき、ITを活用した社会課題の解決を通じ、経済的価値と社会的価値の両立を実現するべく、事業活動に取り組んでいます。