ソフトウェア・サービスJP:3733株価

時価総額
¥702.5億
PER
11.2倍
医療情報システム分野の有力企業。病院向けオーダリングシステム、電子カルテシステムの開発・販売・導入、オンラインネットワークによる保守サービス、サーバー等ハード販売を展開。子会社2社で構成する単一セグメント事業。

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事業内容

○○株式会社は、医療機関向けの情報システムを開発・販売・導入しています。同社はオーダリングシステムや電子カルテを中心に、ソフトウェアの導入から運用支援まで一貫したサービスを提供しています。

同社の主要顧客は病院や診療所などの医療機関で、導入時の販売収入と導入後の保守契約が主な収益源です。保守サービスはオンラインネットワークを活用して継続的に提供し、定期的な収入を確保しています。

事業は医療情報システムの単一セグメントで、製品ラインはソフトウェア本体、保守サービス、導入に伴うサーバーなどの機器販売に分かれます。具体的にはオーダリング・電子カルテの開発・導入、オンライン保守、必要機器の販売を中心に展開しています。

経営方針

同社は中期的に安定した成長と高い収益性の確保を目指しています。具体的には経常利益率20%以上を中期目標として掲げており、2025年10月時点で導入施設数が1,000施設に到達、保守売上高は10,083百万円(前年同期比9.9%増)となっています。今後は導入施設数のさらなる拡大と保守契約の継続率向上を通じて、ストック型収益を増やしながらキャッシュ・フローの安定化を図ることを目指しています。

同社は医療・介護分野に特化した専門性を最大の差別化要因と位置づけ、開発から販売・導入・保守までを一貫して自社で行う姿勢を強化しています。具体策としては、保守サービスの機能強化とオンライン支援体制の拡充で継続課金の比率を高めること、導入作業の標準化によって現在通常4〜6か月かかる稼働までの期間を短縮することで導入件数の増加を狙うことを実行しています。これにより顧客ロイヤルティを高め、他社との差別化を図っています。

同社は新市場開拓として、国の医療情報基盤や電子カルテの標準化に対応する製品群の展開を重視しています。具体的には、電子カルテ間でデータをやり取りする国際的な基準であるHL7 FHIR規格への対応や、全国的な医療情報プラットフォームとの連携を進めることでリプレイス需要や地域連携、在宅医療の支援といった新たな需要を取り込む計画です。既存ユーザーへの営業フォローや地域密着の支援を強めることで、アップセルや乗り換え案件の獲得を狙っています。

同社は技術革新への対応を成長の原動力と捉え、生成AIやビッグデータ、クラウド、そしてセキュリティ対策への投資を進めています。具体的には生成AIを使った業務効率化機能や診療支援ツールの開発、データ分析による運用改善メニューの提供、クラウド環境での安全な運用体制の整備を推進しています。同時に情報セキュリティマネジメントの運用強化やインシデント対応組織の整備、人材採用と社内教育の充実を通じて、技術の実装と品質維持を両立させることを目指しています。