ジョルダンJP:3710株価

時価総額
¥30.7億
PER
19.9倍
鉄道等の経路検索・運賃計算ソフトウエア事業の大手。「乗換案内」やホームページ・モバイル向け付随サービス、旅行取扱、受託ソフト開発を展開。令和7年6月19日と7月24日に関係会社の清算結了、同年8月のイーツアー社解散で清算手続き中。日本と中国で展開。

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事業内容

ジョルダンは鉄道などの経路検索と運賃計算を行うソフト「乗換案内」の開発・販売を中核に、同名のウェブ・モバイルサービスや付随サービス、旅行の企画・販売、インターネット向けコンテンツ提供、受託ソフト開発を手掛けています。主力サービスである「乗換案内」は個人向けアプリや有料モバイルサービス、法人向けの組み込みソリューションとして展開しています。

主要な顧客は一般利用者と企業顧客で、個人からは有料会員やアプリ課金、広告閲覧を通じて収益を得ています。企業向けには製品販売やライセンス提供、他社サービスへの組み込み、旅行やモバイルチケット販売、広告スペースの販売、受託開発が収入源になっています。

同社は事業を乗換案内事業、マルチメディア事業、ソフトウエア事業、ハードウエア事業、その他に分けて運営しています。関係会社が広告販売やコンテンツ運営、受託開発、ハード販売・保守、ドローンスクール運営や機器リースなどを担い、各セグメントのサービス提供を支えています。

経営方針

同社は中長期的に自己資本利益率(ROE)を重視する経営指標とし、中期的には売上高・営業利益・経常利益の絶対額を確保することを成長目標としています。具体的には中核の「乗換案内」を中心に利用者数の回復・拡大を図りつつ、有料会員課金や広告収入、法人向けクラウドサービスなど収益源を多様化して企業価値の向上を目指しています。目標の一つとして「移動に関するNo.1 ICTカンパニー」の地位確立を掲げ、事業領域の拡大を成長戦略の柱としています。

同社は投資の重点を位置情報や移動に関わる技術、並びにIoTやAI、クラウドといった基盤技術に置いて差別化を図っています。具体的施策として、個人向けに「ポイントtoポイント」検索や複数の移動手段を組み合わせるマルチモーダル経路検索の強化、利用シーンに応じた課金単位の細分化、ビッグデータを活用した広告表示の最適化や動画等のリッチメディア対応などを進めています。さらにソフトとハードを組み合わせた提供(バスロケーションシステムや顔認証を含む発券・乗車システムなど)で競合との差別化を狙っています。

新市場開拓では観光・MaaS(移動をサービス化する仕組み)を成長軸に据え、デジタルチケット「ジョルダンモバイルチケット」を核にチケット種類の拡充や認証方式の多様化を進め、交通事業者との提携拡大で実際の移動手段提供を目指しています。法人向けには「乗換案内Biz」のクラウド提供や公共部門向けの導入拡大を進め、訪日旅行者向けには既に13言語対応している乗換案内のプラットフォーム増加や店舗情報の拡充で収益拡大を図る計画です。海外展開や他社との連携・M&Aによるスピードアップも想定しています。

技術革新への取り組みとして、同社はソフトウエア・ハードウエア双方の技術蓄積と人材育成を優先しています。AIを使った旅費・通勤費精算システムの開発やMaaS向けのプラットフォーム整備を進めるとともに、情報セキュリティの強化にも注力し、ISO/IEC 27001:2022および国内規格JIS Q 27001:2023の認証を取得して運用・教育を継続しています。加えて、開発体制の標準化やメンテナンス体制の強化で信頼性を高め、技術でサービス利便性を持続的に改善していく方針です。