ソフトマックス (3671) 株価

時価総額
¥73.1億
PER
12.6倍
医療機関向けシステムの有力企業。電子カルテ・オーダリング・医事会計を統合した総合医療情報システム「PlusUs」を展開。Web型でクラウド対応が特徴。全国16拠点で直販を展開。

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事業内容

ソフトマックスは、医療機関向けの総合医療情報システムの開発・販売・保守を手がける企業です。同社の主力製品は「PlusUs」シリーズで、電子カルテシステム、オーダリングシステム、医事会計システムなどを統合した包括的な医療情報システムを提供しています。近年はクラウド型での提供に力を入れ、医療機関の初期投資や運用コストの削減を支援しています。

同社の顧客は総合病院からクリニックまで幅広い医療機関で、全国16拠点での直販体制を構築しています。収益構造は「システム開発・販売」「機器販売」「保守サービス」の3つの柱で構成されており、開発から販売、導入、保守まで一貫して自社で提供する製販一体型のビジネスモデルを採用しています。24時間のサポート体制により、継続的な収益基盤を確保しています。

製品ラインは電子カルテ「PlusUs-カルテ」、オーダリング「PlusUs-オーダ」、医事会計「PlusUs-医事」を中核に、健診、リハビリ、手術部門など各診療科に特化した部門支援システムも展開しています。同社の特徴は従来型と異なるWeb型システムの採用で、端末管理が不要で導入期間の短縮とコスト削減を実現している点です。また、オンライン資格確認や電子処方箋など国の医療デジタル化政策にも積極的に対応し、競争優位性を維持しています。

経営方針

ソフトマックスは医療機関向けの情報システム開発において、急速に進展する医療デジタル化の波を成長機会と捉えた戦略的展開を進めています。同社は1974年の創業以来蓄積してきた医療分野での専門ノウハウを活かし、「PlusUsシリーズ」を中核とした総合医療情報システムの提供により市場シェア拡大を目指しています。2025年12月には東京証券取引所のスタンダード市場への移行を果たし、更なる事業基盤の強化と信頼性向上を図っています。

同社の重点投資分野は医療デジタル化推進における機能強化で、特に生成AI技術の活用に注力しています。電子カルテシステムでは、診療情報提供書や退院時サマリの自動作成支援機能、診療録の要約機能、音声認識による入力支援機能などのAI技術を実装し、医療従事者の作業時間短縮を実現します。医事会計システムにおいても、2026年6月稼働予定の「共通算定モジュール」への対応研究や、レセプトチェック時の病名候補表示機能など、診療報酬請求業務の効率化を図る独自機能の開発を進めています。

営業基盤と導入体制の強化も同社の重要戦略です。全国の医療機関へのサービス提供体制を整備し、クラウド型システムの提案を積極的に展開することで市場シェア拡大を狙います。導入作業の標準化・効率化を推進するとともに、他社との戦略的提携も活用して事業拡大を加速させる方針です。また、横断的で即時性のある組織体制への再編を通じて生産性向上を図り、変化する医療機関のニーズに迅速に対応できる体制構築を進めています。

セキュリティ対策と人材育成にも戦略的に取り組んでいます。医療機関でのランサムウェア被害が増加する中、厚生労働省ガイドラインに準拠した二要素認証機能の開発・導入を積極的に推進し、医療情報の安全性確保を競争優位性として活用します。人材面では、医療デジタル化専門部署の設置により最新技術への対応力を強化し、開発・技術・営業各部門での積極的な採用活動と社員教育の充実により、急拡大する市場ニーズに対応できる組織基盤の構築を目指しています。

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