ビリングシステム (3623) 株価

時価総額
¥69.2億
PER
11.3倍
企業向け決済業務の代行サービスを手がける有力企業。銀行・証券会社向けクイック入金、通販事業者向け収納代行、公共料金支払代行などのASPサービスを展開。WeChat PayやAlipay+など訪日中国人向けスマホ決済も提供。日本国内中心に展開。

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事業内容

ビリングシステム株式会社は、企業の決済業務とキャッシュフローの効率化を支援する業務受託事業を展開する企業です。同社は、企業と金融機関の間に立つ決済プラットフォームを構築し、複雑な決済手続きを一括代行することで、企業の事務負担を大幅に軽減しています。企業は同社のサービスを通じて、複数の金融機関との個別契約や手続きを行うことなく、効率的に決済業務を完結できます。

同社の主要顧客は、オンライン証券会社、外国為替・金融先物取引会社、通販事業者、不動産管理業者などです。収益は月額固定費用と決済データの処理件数に応じた従量費用から構成されており、企業の決済処理量に比例して収益が拡大する仕組みを構築しています。また、決済業務の代行から得られる決済情報を金融機関に提供し、企業向けファクタリングや売掛債権担保融資の資産管理業務も手がけています。

同社の事業は決済支援事業、ファイナンス支援事業、その他事業の3つに分かれています。決済支援事業では、クイック入金サービス、収納代行サービス、送金サポートサービスなど6つの主要サービスを提供し、企業の資金回収から支払いまでを総合的にサポートしています。ファイナンス支援事業では、決済情報を活用して企業のキャッシュフローを可視化し、提携金融機関の融資業務を支援する取次サービスを展開しています。

経営方針

ビリングシステムは2025年から2027年の3年間を対象とした新中期経営計画において、「国内決済基盤の拡充」を掲げ、積極的な成長戦略を展開しています。同社は2027年12月期に連結売上高66億円、連結経常利益12億円の達成を目標としており、これは現在の業績水準から大幅な拡大を意味します。また、連結自己資本利益率(ROE)20%超の実現と配当性向35%の継続実施を通じて、株主還元の充実も図る方針です。

重点投資分野では、急速に普及するキャッシュレス決済市場への対応を最優先課題としています。同社は従来の証券会社向けクイック入金サービスや損害保険会社向け収納代行サービスに加えて、訪日中国人観光客向けの「WeChat Pay」「Alipay+」などのスマホマルチ決済サービスや、払込票をスマートフォンで決済できる「PayB」サービスに注力しています。さらに、自動販売機や無人機器向けのキャッシュレス決済端末販売事業も強化し、場所を選ばない決済サービスの提供で差別化を図っています。

新市場開拓では、教育・医療等の特定業種向けソリューションの構築を推進し、既存の金融業界中心の顧客基盤を一般事業会社へと拡大する計画です。同社は「PayB」の法人向けサービスやペーパーレス請求・決済サービスの開発を通じて、企業の決済業務のデジタル化を支援する新たな収益源の確立を目指しています。また、パートナー企業とのアライアンス強化により、自社の営業力だけでは対応しきれない広範囲な市場への浸透を図る戦略を採用しています。

技術革新への取り組みでは、決済サービスを社会インフラとして位置づけ、高度なセキュリティと安定したシステム運用の維持に継続投資を行っています。同社は日進月歩のインターネット技術革新に対応するため、新技術の積極的な導入と運用要員の確保を進めており、事業拡大に耐えうるシステム基盤の構築を重要課題として認識しています。顧客ニーズの変化と社会の要請に合わせた新規サービスのタイムリーな開発により、継続的な競争優位性の確保を目指しています。

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