宮地エンジニアリンググループJP:3431

時価総額
¥542.5億
PER
17.3倍
橋梁や沿岸構造物の設計・製造・施工を手がける「宮地エンジニアリング」と「エム・エム ブリッジ」の2つの事業セグメント。

事業内容

宮地エンジニアリンググループは、宮地エンジニアリング株式会社とその子会社5社で構成され、主に橋梁、建築、沿岸構造物などの社会インフラの建設、保全、更新に関する設計、施工、工事管理を行っています。宮地エンジニアリング株式会社は、事業会社としてこれらの活動を支援し、管理しています。

同社は、事業を基礎とした2つの報告セグメントを持っています。1つ目は「宮地エンジニアリング」で、新設橋梁の設計、製作、現場施工、既設橋梁の維持、補修、補強、その他鋼構造物の製作、現場施工を行っています。また、FRP構造物の販売やプレストレストコンクリート橋梁、土木事業、大空間・超高層建築物の施工も手がけています。

2つ目のセグメントは「エム・エム ブリッジ」で、エム・エム ブリッジ株式会社が担当しています。このセグメントでは、橋梁や沿岸構造物の設計、製造、据付、販売、修理を行っています。これにより、同社は幅広いインフラ関連のニーズに応えています。

経営方針

宮地エンジニアリンググループは、社会インフラの建設と保全を通じて、豊かな国土と明るい社会の創造を目指しています。コンプライアンスとリスク管理を重視し、公正な競争と安全で優れた製品・サービスの提供を通じて、持続的な成長を追求しています。また、すべてのステークホルダーに対して社会的責任を果たすことを重視しています。

同社は、国内経済の成長を見据え、橋梁事業を中心に成長戦略を展開しています。特に、新設橋梁や大規模更新・保全工事に注力し、技術力を活かしたプロジェクトを推進しています。鉄道関連の再開発事業や大型プロジェクトにも積極的に参画し、技術力を発揮しています。

宮地エンジニアリンググループは、2022~2026年度の中期経営計画に基づき、収益基盤の強化と経営管理体制の強化を図っています。新設工事や大規模更新工事に経営資源を適切に配分し、技術開発やデジタルトランスフォーメーションを通じた生産性向上を目指しています。

同社は、2026年3月期に売上高580億円、営業利益40億円を目指しています。人材の確保・育成や女性活躍の推進、働き方改革を進め、持続可能な成長を実現するための取り組みを強化しています。これにより、宮地エンジニアリンググループは、さらなる成長を目指しています。