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ピクスタJP:3416
沿革
2005-08 | 東京都渋谷区渋谷において株式会社オンボード設立 |
2006-05 | デジタル素材マーケットプレイス「PIXTA」をリリースし、写真素材の販売を開始 |
2007-06 | 「PIXTA」上でイラスト素材の販売を開始 |
2009-04 | ピクスタ株式会社に商号変更 本社を東京都目黒区中目黒に移転 |
2010-02 | 「PIXTA」上で動画素材の販売を開始 |
2010-11 | 本社を東京都渋谷区渋谷に移転 |
2013-07 | 「PIXTA」英語版サイトを開設 |
2013-11 | シンガポール共和国シンガポール市に現地法人PIXTA ASIA PTE.LTD.を設立 |
2013-12 | 「PIXTA」中国語版サイトを開設 |
2014-04 | 定額制デジタル素材マーケットプレイス「Imasia(イメージア)」をリリース |
2015-04 | 「Imasia」サイトを「PIXTA」サイトへ統合 |
2015-07 | 台北市に台湾支店(日商匹克斯塔圖庫股份有限公司台湾分公司)を設立(2021年6月に清算) |
2015-09 | 東京証券取引所マザーズに株式を上場 |
2016-02 | 「PIXTA」タイ語版サイトを開設(2020年5月に閉鎖) 出張撮影プラットフォーム「fotowa(フォトワ)」を開始 |
2016-05 | ベトナム社会主義共和国ハノイ市に現地法人PIXTA VIETNAM CO., LTD.を設立 |
2016-08 | 子会社としてスナップマート株式会社を設立、当該子会社において株式会社オプトインキュベートよりSnapmart(スナップマート)事業を譲受け(2023年2月に全株式を売却) |
2016-12 | タイ王国バンコク市に現地法人PIXTA (THAILAND) CO., LTD.を設立(2023年12月に清算) |
2017-03 | 韓国のTopic Images Inc.を子会社化(2020年12月に全株式を売却) |
2017-07 | 「PIXTA」韓国語版サイトを開設(2023年3月に閉鎖) |
2017-10 | 「PIXTA」上で音楽素材の販売を開始 |
2018-10 | 出張撮影プラットフォーム「fotowa(フォトワ)」のサービス提供地域が全国47都道府県に拡大 |
2019-08 | 「PIXTA」上で4K動画素材、MP4ファイル形式素材の販売を開始 |
2020-11 | 「PIXTA」上で動画素材の定額制プランの販売を開始 |
2022-04 | 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所マザーズから東京証券取引所グロース市場に移行 |
2022-11 | IPコンテンツプラットフォーム「PIXTA IPコンテンツ」を開始(2023年11月にサービス終了) |
2023-09 | オリジナルストックフォト制作サービス「PIXTAカスタム」を開始 「PIXTA」上で機械学習用の画像・動画の新規撮り下ろしサービスを開始 |
事業内容
ピクスタ株式会社とその連結子会社2社(スナップマート株式会社及びPIXTA VIETNAM CO.,LTD.)は、インターネットを活用したデジタル素材のオンラインマーケットプレイスの運営を主軸に事業を展開しています。ピクスタは、写真、イラスト、動画などのデジタル素材をクラウドソーシング形式で収集し、これらを必要とする法人や個人に販売しています。素材はロイヤリティフリーで提供され、購入者は利用規約で定められた範囲内で素材を自由に使用できます。また、ピクスタでは、単品販売と定額制販売の2種類の販売制度を展開し、購入者のニーズに応えています。
ピクスタは、デジタル素材の利用範囲が広がる中、広告制作会社やデザイン制作会社だけでなく、出版・印刷会社やその他企業・団体、個人に至るまで幅広い業種の法人やフリーランスに利用されています。素材の種類も多様化しており、プロ・アマチュアを問わず、国内外の多様なクリエイターが素材を提供しています。
スナップマート株式会社は、スマホで撮影した写真を素材として売買できるマーケットプレイス「Snapmart」を運営していましたが、ピクスタ株式会社は2023年2月14日付でスナップマート株式会社の全株式を譲渡し、連結から除外しています。
さらに、ピクスタ株式会社は「fotowa」という出張撮影プラットフォームも運営しています。これは、撮影を希望する人とフォトグラファーをインターネット上でつなぎ、家族の記念写真などを撮影するサービスです。ライフイベントの撮影需要の増加やSNSの普及により、個人向けの撮影サービス市場は拡大しており、ピクスタはこの市場の需要に応えるとともに、フォトグラファーに新たな活躍の場を提供しているとしています。
経営方針
ピクスタ株式会社は、インターネットを活用したデジタル素材のオンラインマーケットプレイスを主軸に、写真、イラスト、動画などのデジタル素材をクラウドソーシング形式で収集し、これらを必要とする法人や個人に販売する事業を展開しています。同社は、「才能をつなぎ、世界をポジティブにする」という企業理念のもと、多様性に富む活気ある社会の実現に貢献することを目指しています。
経営戦略として、ピクスタはインターネット広告市場の拡大や著作権等に関するコンプライアンス意識の高まりを背景に、デジタル素材ニーズの増加に対応しています。特に、PIXTA事業では定額制を軸とした安定成長を目指し、ユーザーの利便性向上に努めています。また、fotowa事業では撮影件数の増加に向けたサービス拡充を、Snapmart事業では営業人員の強化を通じた成長加速を図っています。
同社は、中長期的な事業拡大と企業価値の増大を目指し、売上高、営業利益及びそれらの成長率を重要な経営指標として重視しています。事業上及び財務上の課題としては、収益基盤の強化、新規サービス・新規事業の立ち上げ、サービスの継続的改善及び技術革新への対応、人材の確保・育成、経営管理体制の強化などに取り組んでいます。
ピクスタは、デジタル素材市場の拡大とともに、顧客ニーズの多様化に応えるため、新規事業への投資やサービスの質の向上、技術革新への対応など、幅広い分野での成長戦略を推進しています。