アズマハウスJP:3293

時価総額
¥61.7億
PER
7.9倍
不動産・建設事業や不動産賃貸事業、資産活用事業、ホテル事業、その他の事業を展開し、地域密着型の店舗運営を行う企業。

事業内容

アズマハウスは、以下の5つの事業セグメントを展開しています。

1. **不動産・建設事業**

アズマハウスは、分譲土地販売、建売住宅販売、注文建築を中心に、不動産販売や仲介を行っています。和歌山県和歌山市に3支店、岩出市と大阪府大阪狭山市に各1支店を展開し、地域密着型のサービスを提供しています。また、中古住宅のリフォームや損害保険代理業務も手がけています。

2. **不動産賃貸事業**

同社は、不動産賃貸経営を主力とし、賃貸管理や仲介を行っています。和歌山県和歌山市に4支店、岩出市と橋本市に各1支店を展開し、地域に根ざした賃貸サービスを提供しています。

3. **資産活用事業**

アズマハウスは、資産運用提案型賃貸住宅や建売賃貸住宅の販売を和歌山県と大阪府を中心に展開しています。資産活用の提案を通じて、顧客のニーズに応えています。

4. **ホテル事業**

同社は、和歌山県和歌山市内に3つのビジネスホテルを運営しています。また、和歌山市と岩出市に焼肉店を、和歌山市にカフェを1店舗運営し、飲食業にも進出しています。

5. **その他**

アズマハウスは、東京都において不動産及び賃貸管理業務のエリア拡大を図っています。新たな市場での事業展開を通じて、さらなる成長を目指しています。

経営方針

アズマハウスは、経営方針として「より大切に、より迅速に、すべてはお客様のために」を掲げ、品質やサービスの向上を追求しています。公正な競争を通じて付加価値を創出し、社会に貢献することを目指しています。また、企業行動憲章を定め、法令遵守と高い倫理観を持った活動を推進しています。

同社の成長戦略は、外的環境のリスクを保守的に評価しつつ、総合不動産会社としてのワンストップ体制を活かし、シナジー効果を最大化することにあります。これにより、持続的成長と高収益体質の実現を目指しています。資材原価の高止まりや金利上昇の懸念がある中でも、高品質な住宅供給を通じて景気の回復を期待しています。

アズマハウスは、主要事業領域の深耕と拡大を優先課題としています。個人主体から組織主体への転換を図り、DXを活用して作業効率を向上させることで、和歌山や大阪などの地域での不動産事業を強化しています。また、ガバナンス体制やバックオフィスの見直しを通じて経営基盤を強化し、財務基盤の強化も進めています。

利益の確保と最大化も重要な課題です。株主への利益還元を重視し、収益力の向上を図ることで、安定的な配当を実施する方針です。経常利益や売上高経常利益率、自己資本比率を経営指標とし、収益性と安全性のバランスを保ちながら、持続的な成長を目指しています。