ファンドクリエーショングループ (3266) 株価

時価総額
¥33.2億
PER
9.6倍
ファンド組成・運用を行うアセットマネジメント事業の有力企業。不動産、太陽光発電、車両、証券の各ファンド開発・運用を展開。毎月分配型の「レジット不動産証券投資信託」は2003年11月設定の主力商品。車両ファンドは22年9月開始、25年11月時点で13号まで組成。日本国内中心に展開。

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事業内容

ファンドクリエーショングループは、多様な投資商品の組成・運用を手がける総合資産運用会社です。同社の主力サービスは、不動産・太陽光発電・証券・車両など様々な資産クラスを対象としたファンドの開発から運用までを一貫して提供することです。投資家のニーズに立脚した魅力的なファンドの開発を事業コンセプトに掲げ、個人投資家から機関投資家まで幅広い顧客層にサービスを展開しています。

同社の顧客は個人投資家、富裕層、機関投資家が中心で、収益構造は主にファンドの運用・管理業務から得られる各種手数料で構成されています。具体的には、外国投資信託の管理報酬、不動産等の取得・売却時のアクイジション・ディスポジションフィー、アセットマネジメントフィーなどが主要な収益源となっており、ファンドの種類やスキームによって料率や収益構成が異なります。また、金融商品仲介業務では取次ぎ実績に応じた仲介手数料も収益に貢献しています。

事業セグメントは大きくアセットマネジメント事業とインベストメントバンク事業に分かれます。アセットマネジメント事業では、不動産ファンド運用(毎月分配型の外国投資信託「FCファンド-レジット不動産証券投資信託」など)、証券ファンド運用(ベトナム株式ファンド、ベンチャー企業投資ファンドなど)、太陽光発電ファンド運用、車両ファンド運用、その他事業型ファンド運用を展開。一方、インベストメントバンク事業では、自己勘定による不動産・太陽光発電設備・車両への投資、上場・未上場企業への投資、金融商品仲介業務を行っています。

経営方針

ファンドクリエーショングループは、アセットマネジメント事業とインベストメントバンク事業を両輪とする成長戦略を推進しています。同社が重視する経営指標は、ファンド運用資産残高と不動産等の受託資産残高の拡大です。2025年11月期時点で、ファンド運用資産残高は233億円、不動産等の受託資産残高は207億円に達しており、このうち太陽光発電設備等が58億円、車両等が42億円を占めています。今後は多様な投資商品を対象とした新規ファンドの開発・組成により、これらの残高をさらに拡大し、安定的な収益基盤の強化を目指しています。

同社の差別化戦略は、従来の金融商品の枠にとらわれない新しい投資対象の商品化にあります。不動産、太陽光発電設備、車両、有価証券、上場・未上場企業への投資など幅広い分野で事業を展開し、社内外の金融・法務・税務・会計の専門知識を活用して顧客ニーズに応える商品を提供しています。特に太陽光発電ファンドでは優良案件の継続的な開発・発掘に注力し、車両ファンドでも運用資産残高の更なる拡大を進めており、新たな投資分野の開拓により収益の多様化を図っています。

事業基盤の拡充については、既存事業の安定的な収益を確保しながら、シナジー効果やリスク分散を狙った複数の新規事業への積極投資とM&Aの実施により、事業ポートフォリオの充実を進めています。また、証券会社や金融機関、税理士法人グループとの提携関係を強化し、富裕層や優良未上場企業を対象とした販売ルートの拡大と販売力向上に取り組んでいます。投資案件の発掘・仕入れにおいても提携先との連携を深め、より効果的な事業展開を目指しています。

同社は現在38名の少数精鋭体制で運営されていますが、各業務が高度な専門知識と豊富な経験を要するため、人材の確保・育成を重要課題として位置づけています。専門性の高い即戦力人材の獲得とともに、定期的な新卒採用による若手人材の育成にも力を入れ、将来の業容拡大に備えた組織基盤の強化を進めています。また、事業拡大に伴う資金需要の増加に対応するため、取引金融機関の新規開拓と既存関係の強化により、機動的な資金調達体制の構築を図っています。

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