アスコットJP:3264

時価総額
¥248.1億
PER
22.5倍
賃貸マンション、オフィス、分譲マンションの開発、収益不動産投資、物流施設開発、共同投資ファンド運営、九州での分譲開発を展開。

沿革

1999-04東京都港区東麻布にて資本金30百万円をもって当社設立
1999-06宅地建物取引業免許を取得(東京都知事免許(4)第77547号)
不動産開発事業(分譲マンションの企画開発)を開始
1999-10本店を東京都新宿区新宿に移転
2000-01当社の分譲マンション「アスコットパーク」シリーズ第1号物件「アスコットパーク秋葉原」の販売を開始
2000-12一級建築士事務所登録(東京都知事登録 第45638号)
2002-07100%出資子会社 ㈱アスコットレントを資本金10百万円で設立し、不動産管理事業を開始
2002-11㈱アスコットレントが宅地建物取引業免許を取得(東京都知事免許 (3) 第81353号)
2004-04本店を東京都新宿区西新宿に移転
㈱アスコットレントを㈱アスコットコミュニティに商号変更
2004-09賃貸マンション開発に着手、不動産開発事業(収益不動産開発)を本格的に開始
2005-10アセットマネジメント業を行う目的として100%出資子会社 ㈱ASアセットマネジメントを資本金30百万円で設立
2006-04プライバシーマークを取得(個人情報保護の日本工業規格 JIS Q15001:2006 第10700010(01))
2007-03関係会社整備の一環として、㈱ASアセットマネジメントを吸収合併(簡易合併)
2007-09第二種金融商品取引業 関東財務局長(金商 第1190号)
2008-08ジャスダック証券取引所に株式を上場
2008-10不動産特定共同事業者登録(金融庁長官・国土交通大臣・東京都知事第84号)
2009-05本店を東京都新宿区荒木町に移転
2009-08㈱アスコットコミュニティを㈱アスコット・アセット・コンサルティングに商号変更
また、㈱グローバル住販と資本提携し、資本金13百万円、出資比率72.0%となり、不動産コンサルティング事業の開始
2009-09一般不動産投資顧問業登録(国土交通大臣 一般-第1062号)
第三者割当による新株式の発行により、資本金が1,038百万円に増額
2010-01株主割当による新株式の発行により、資本金が1,244百万円に増額
2010-03第三者割当による新株式の発行等により、資本金が1,315百万円に増額
2010-04ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード))に上場
2010-06澤田ホールディングス㈱(現 HSホールディングス㈱)が親会社へ異動
2010-11第三者割当による新株式の発行により、資本金が1,416百万円に増額
2013-03本店を東京都新宿区新宿に移転
2013-07大阪証券取引所と東京証券取引所の現物市場の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
2015-09㈱アスコット・アセット・コンサルティングの株式を追加取得し、完全子会社化
2016-05平安ジャパン・インベストメント1号投資事業有限責任組合が筆頭株主となる
2017-02本店を東京都渋谷区神宮前に移転
2017-04第三者割当による新株式の発行等により、資本金が5,953百万円に増額
森燁有限公司が筆頭株主となり、その間接的な親会社である力創國際有限公司、中国平安保険海外(控股)有限公司及び中国平安保険(集団)股份有限公司が親会社へ異動
2017-05資本金を5,367百万円に減資
2018-10㈱シフトライフの全株式を取得し、完全子会社化
2020-12第三者割当による新株式の発行により、資本金が10,867百万円に増額
㈱THEグローバル社の発行株式51.95%を取得し、子会社化
2022-04東京証券取引所の市場区分の再編に伴い、東京証券取引所スタンダード市場に上場
2022-09㈱THEグローバル社の全株式を売却
2023-09大阪支店を開設

事業内容

アスコットは、賃貸マンション、オフィス、分譲マンションの開発、収益不動産投資(リノベーション含む)を中心に事業を展開しています。東京都内での賃貸マンション開発では、20~30代を主なターゲットとし、駅近の立地でスタイリッシュな空間を提供する「FARE」シリーズや、多様な住戸プランを持つ「ASTILE」シリーズ、上質な住まいを提供する「OZIO」シリーズなどを展開しています。また、分譲マンション開発では、ファミリー向けの「ASCOT PARK」シリーズや、シングルやDINKS向けの「KOHAKU」シリーズを提供し、個性的で高品質な生活空間を創造しています。

オフィス開発では、中小企業や個人事業主をターゲットに、機能性と空間性を追求した「AUSPICE」シリーズを展開。これらのオフィスは、人と人が出会い、刺激が生まれる空間を提供しています。収益不動産投資では、資産価値の低下した物件のリノベーションを通じて、そのポテンシャルを最大限に引き出す「R.core」シリーズを手がけています。

さらに、アスコットは郊外での物流施設開発にも注力しており、「Apls」シリーズを通じて、ECの普及に伴う宅配需要の増加に対応しています。また、国内外投資家との共同投資ファンドの運営や、九州一円での分譲マンション及び戸建ての開発も行っており、高品質な居住空間を低価格で供給することを目指しています。その他、賃貸事業や保険代理店業務も手がけており、多角的な事業展開を進めています。

経営方針

アスコットは、不動産価値の創造を通じて社会に豊かさをもたらすことを目的とし、持続可能な世界の実現に向けた経営方針を掲げています。同社は、不動産の潜在的な価値を見抜き、新たな価値を創造することをビジョンとしており、その実現のために多彩な物件やサービスを提供しています。また、空間が人々の力になるという信念のもと、環境との共生を重視した事業展開を推進しています。

中期経営計画では、2023年9月期から2025年9月期を第1フェーズと位置づけ、物流開発事業の立ち上げ、ファンドマネジメント事業の拡大、自己保有収益物件のポートフォリオ構築を主要テーマとしています。これらの取り組みにより、成長基盤の強化と環境変化への耐性を高めることを目指しています。さらに、金融、国際、デジタルトランスフォーメーション(DX)をキーワードに、新たな資金調達手法の実現、海外顧客基盤の拡大、経営の可視化を促進しています。

第2フェーズでは、BtoBの国際事業や不動産金融事業を本格的に展開する計画であり、ESGの観点から環境に配慮した開発事業、ダイバーシティの推進、内部統制強化にも取り組んでいます。これらの戦略を通じて、アスコットは不透明な事業環境に対応しつつ、成長を加速させることを目指しています。