- 日本企業
- マーチャント・バンカーズ
マーチャント・バンカーズJP:3121
沿革
1947-03 | 福岡県福岡市薬院堀端7番地において西日本紡織株式会社を設立し、同時に三潴郡(現福岡県久留米市)に荒木工場を建設、同年自動織機400台による操業を開始。 |
1948-05 | 商号を西日本紡績株式会社に変更。 |
1949-04 | 福岡県春日市に福岡工場を建設、操業開始。 |
1949-06 | 福岡証券取引所に株式を上場(現在は同取引所における上場を廃止)。 |
1952-04 | 荒木工場の染色部門を分離し、九州染工株式会社を設立。 |
1953-11 | 本社を福岡県福岡市薬院堀端7番地より福岡県春日市に移転。 |
1959-08 | 荒木工場の織布部門を分離、九州染工株式会社がこれを吸収し日本繊維化工株式会社を設立。 |
1961-09 | 大阪証券取引所第2部に株式を上場。 |
1967-01 | 都築紡績株式会社が西日本紡織株式会社の経営を継承。 |
1969-10 | 福岡工場内に綿紡績新工場を建設、操業開始。 |
1975-10 | 熊本県泗水町(現菊池市泗水町)に熊本工場を建設、操業開始。 |
1979-04 | 津島毛糸紡績株式会社と合併し、新日本紡績株式会社と社名を変更。津島工場、津島分工場を継承。 |
1986-07 | 津島分工場を閉鎖。 |
1994-03 | 福岡工場を閉鎖。 |
1994-10 | 本社を福岡県春日市より熊本県菊池郡泗水町(現菊池市泗水町)に移転。 |
1996-06 | 愛知県名古屋市においてオフィスビルの賃貸業を開始。 |
1996-09 | 岐阜県土岐市においてボウリング場「土岐グランドボウル」の運営を開始。 |
2000-03 | 津島工場を閉鎖。 |
2002-05 | 熊本工場を閉鎖し、紡績事業から完全撤退。 |
2003-01 | 親会社が都築紡績株式会社からアセット・マネジャーズ株式会社(現 いちご株式会社)に異動。 |
2003-06 | 本社を熊本県菊池郡泗水町から愛知県名古屋市へ移転。 |
2003-07 | 社名をアセット・インベスターズ株式会社へ変更。 |
2004-07 | 「ホテル日航茨木大阪」(大阪府茨木市)の運営等を行う株式会社アセット・オペレーターズ(現 当社)の全株式を取得し子会社とした。 |
2004-11 | 株式会社アセット・オペレーターズが大阪府松原市及び八尾市においてスイミング・スクール運営事業を開始。 |
2005-07 | 静岡県浜松市及び岐阜県土岐市のボウリング事業を株式会社アセット・オペレーターズに営業譲渡。 |
2005-12 | 株式会社アセット・オペレーターズが愛媛県松山市において「ホテルJALシティ松山」を開業。 |
2006-07 | 本社を愛知県名古屋市から東京都千代田区内幸町へ移転。 |
2007-03 | 株式会社アセット・オペレーターズが大阪府松原市及び八尾市のスイミング・スクール事業を事業譲渡。 |
2008-04 | 株式会社アセット・オペレーターズが公営施設の運営受託事業を開始。 |
2009-01 | 第三者割当増資を実施、持分の変動によりアセット・マネジャーズ・ホールディングス株式会社(現 いちご株式会社)が当社親会社に該当しないこととなる。 |
2009-07 | 社名をマーチャント・バンカーズ株式会社(現社名)へ変更。併せて株式会社アセット・オペレーターズの社名を株式会社MBKオペレーターズへ変更。 |
2011-01 | 株式会社MBKオペレーターズを吸収合併。 |
2011-03 | 「ホテル日航茨木大阪」の営業を終了。 |
2011-08 | 食品製造機械の製造販売を行う旭工業株式会社の全株式を取得し子会社とした。 |
2012-07 | 「加古川プラザホテル」(兵庫県加古川市)を運営する株式会社ホテルシステム二十一の全株式を取得し子会社とした。 |
2013-07 | 証券取引所の市場統合により大阪証券取引所第二部から東京証券取引所第二部に移行。 |
2014-05 | 本社を東京都千代田区内幸町から東京都千代田区有楽町に移転。 |
2016-11 | 旭工業株式会社の全株式を譲渡。 |
2018-04 | 株式会社ケンテンが連結子会社となる。MBKブロックチェーン株式会社(現:株式会社MBKハウスマネジメント)を設立登記し、連結子会社となる。 |
2020-11 | Rホテルイン北九州エアポート(現:ブルーポートホテル苅田北九州空港)を株式会社ホテルシステム二十一が運営する。 |
2020-12 | 株式会社バルティック・フィンテック・ホールディングス(現:株式会社エストニアン・ジャパン・トレーディング・カンパニー・ホールディングス)が連結子会社となる。 |
2021-12 | 以下の3社が連結子会社となる ①Estonian Japan Trading Company AS(NASDAQ BALTIC上場子会社) ②株式会社エストニアン・ジャパン・トレーディング・カンパニー日本 ③O’Pen Eesti OÜ |
2022-04 | 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所第二部からスタンダード市場に移行。 |
2022-06 | 本社を東京都千代田区有楽町から東京都港区西麻布に移転。 |
事業内容
マーチャント・バンカーズグループは、マーチャント・バンカーズを中心に、株式会社MBKハウスマネジメント、株式会社エストニアン・ジャパン・トレーディング・カンパニー・ホールディングス、Estonian Japan Trading Company AS、O'Pen Eesti OÜ、株式会社エストニアン・ジャパン・トレーディング・カンパニー日本、娯楽TVメディア・コンテンツ株式会社、株式会社ケンテン、株式会社ホテルシステム二十一の9社から成る企業グループです。このグループは、主に2つの事業セグメントに分かれています。
まず、マーチャント・バンキング事業では、マーチャント・バンカーズが主導し、日本及び中国の企業や不動産への投資を行っています。このセグメントでは、株式や不動産の投資回収によるキャピタルゲインと、所有する不動産からの賃料収入を主な収益源としています。
次に、オペレーション事業では、マーチャント・バンカーズと株式会社ケンテンが中心となり、様々な運営・管理業務を担当しています。具体的には、岐阜県土岐市にある「土岐グランドボウル」のボウリング場運営や、株式会社ケンテンによる服飾雑貨店の運営などが含まれます。
これらの事業を通じて、マーチャント・バンカーズグループは多角的なビジネスモデルを展開し、様々な収益源を確保しています。
経営方針
マーチャント・バンカーズグループは、持続的な企業成長を目指し、投資会社としての基本方針に従い、多角的な成長戦略を推進しています。同社は、事業家色のある丁寧な投資活動を行い、投資活動の成果を事業部門に還元することで、独自のコア・コンピタンスの構築を目指しています。また、小回りと独立系の利点を活かし、投資の規模、業種、スキームを限定しないフリーハンドなソーシングを行い、ダイナミックな投資活動を展開しています。さらに、収益の安定化と財務健全性の確保を重視し、慎重な投資姿勢を堅持しています。
経営戦略として、マーチャント・バンキング事業をコアに据え、企業及び不動産投資を通じてキャピタル・ゲインの追求と安定した収益基盤の構築を目指しています。国内不動産の取得及び売却によるインカム・ゲイン及びキャピタル・ゲインが主な収益源であり、今後は企業投資活動や不動産仲介等による手数料収益など、収益の幅を広げる取り組みを進めています。オペレーション事業では、ボウリング場等の既存店舗の業績向上と新規業態への進出に取り組んでいます。
同社グループは、効率的な経営管理体制の構築とコスト削減にも果断かつ継続的に取り組んでおり、健全な財務基盤の維持・管理に努めています。流動比率200%超、自己資本比率40%超を重要な経営指標と位置づけ、柔軟な投資活動と市場リスクに耐える頑強な財務体質の確保を目指しています。これらの戦略により、マーチャント・バンカーズグループは、経営基盤の強化と持続的な事業成長を実現するために、収益確保と適切なリスク管理、オペレーション事業の採算向上、新規事業の立ち上げ、人材の確保・育成・組織化、必要な資金の確保に取り組んでいます。