オーミケンシJP:3111

時価総額
¥16.4億
PER
-3.5倍
繊維製品の加工・販売、不動産の賃貸・販売、食品の製造・加工・販売、電子機器の仕入れ・ソフトウェア開発。

事業内容

オーミケンシ株式会社は、繊維製品の加工および販売、不動産事業、食品、その他のサービスを展開しています。これらの事業は、同社とその子会社5社、関連会社1社によって構成されています。以下に、各事業セグメントについて詳しく説明します。

まず、繊維事業では、オーミケンシはレーヨン綿や紡績糸、編織物などの繊維製品の加工と販売を行っています。また、連結子会社の近絹(上海)商貿有限公司は、繊維原料および繊維製品の卸売販売を手がけています。

不動産事業においては、オーミケンシは不動産の賃貸および販売を行っています。さらに、連結子会社のオーミケンシソリューション株式会社も不動産の賃貸などを行い、事業を支えています。

食品事業では、連結子会社の株式会社宇美フーズが食料品の製造および加工を担当し、オーミケンシがそれらの販売を行っています。このように、製造から販売まで一貫した体制を整えています。

その他の事業として、オーミケンシソリューション株式会社は電子機器の仕入れやソフトウェアの開発を行い、オーミケンシがそれらの販売を担当しています。これにより、多角的な事業展開を実現しています。

経営方針

オーミケンシ株式会社は、持続可能な成長を目指し、環境配慮型の事業構造を構築することを経営方針に掲げています。同社は、素材メーカーとしての技術を活かし、環境に優しい製品を提供することで、企業価値の向上を図っています。

同社は、安定した収益基盤の確立と安定配当を目指しています。繊維業界は外部環境の変化に直面しており、特に円安やエネルギー価格の高騰が製造コストを押し上げています。これに対し、オーミケンシは環境負荷の低減を目指した素材開発を進めています。

研究開発では、環境配慮型生産技術の開発に注力しています。次世代を担う技術の早期具現化を目指し、新たな事業の柱を構築することを目指しています。また、加古川工場跡地の不動産開発も進め、地域社会への貢献を考慮しつつ収益最大化を図ります。

オーミケンシは、2026年3月期における売上高3,500百万円、営業利益300百万円、経常利益50百万円を目標としています。これにより、財務の健全性を高め、企業価値の向上と早期復配を目指しています。