- 日本企業
- デルソーレ
デルソーレJP:2876
事業内容
デルソーレは、食品事業と外食事業の2つの主要な事業セグメントを持っています。これらの事業を通じて、多様な製品とサービスを提供しています。
食品事業では、デルソーレはピザやエスニックブレッド製品の製造と販売を行っています。これらの製品は、消費者に高品質な食品を提供することを目的としています。また、関連会社であるヒガ・インダストリーズから商品や原材料を仕入れています。
外食事業においては、デルソーレは高級串焼や鶏惣菜、昇運・昇福鯛焼きのテイクアウト業態を展開しています。これには直営店やフランチャイズ店が含まれ、さらに外食店舗や宅配事業も行っています。これにより、幅広い顧客層に対応しています。
経営方針
デルソーレは、1964年に日本でピザのパイオニアとして創業し、以来、ナンやトルティーヤなどの製造を通じて成長を遂げてきました。2023年度から2026年度にかけての中期経営計画「2026」では、「食の安全・安心」を最優先に掲げ、業績向上と財務体質の改善を目指しています。
デルソーレは、食品事業と外食事業の強化に注力しています。食品事業では、国内営業の見直しや生産・物流体制の再構築を進め、ブランド力の向上を図ります。外食事業では、テイクアウトブランド「おめで鯛焼き本舗」を成長の柱とし、新商品開発やフランチャイズ展開を推進しています。
海外事業の拡大も重要な戦略の一環です。デルソーレは、輸入商材の発掘と販売先の多様化を進め、収益性の向上を図ります。また、東南アジアを中心に販売ルートを開拓し、海外事業を食品事業の柱に育てることを目指しています。
「ONE DELSOLE」を行動指針とし、経営資源の最適配分と人的資本の活性化を図ります。営業組織の統合・再編を行い、スピード感ある組織体制を構築し、ダイバーシティの確保や柔軟なキャリア形成を推進しています。
システム化とデータ活用を通じて、業務の効率化と生産性向上を図ります。情報セキュリティやBCP対応を強化し、経営管理システムの高度化を進め、経営の効率化を目指しています。
ガバナンス体制の充実を図り、経営の健全性と透明性を確保します。法令遵守を基本とし、迅速かつ確実な意思決定と業務執行を実現するための組織管理体制を整備しています。