セイヒョー (2872) 株価

時価総額
¥34.8億
PER
31.6倍
氷菓・アイスクリーム類及び和菓子の製造販売事業を展開する有力企業。新潟・富山・三条の3工場で氷菓「もも太郎」等を製造、約6割は他社からの受託加工品。冷凍倉庫による寄託品保管業務も手掛ける。新潟・佐渡・東京に営業拠点を展開。

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事業内容

セイヒョーは、新潟県を拠点とする冷凍食品製造会社で、氷菓・アイスクリーム類と和菓子の製造販売を主力事業としています。同社は「もも太郎」などの自社ブランド商品の製造に加え、他社からの受託加工も手がけており、受託加工は製造量の約6割を占めています。また、冷凍食品等の仕入販売や冷凍倉庫での保管業務も展開しています。

同社の顧客は小売店や卸売業者が中心で、自社製品の販売と他社商品の仕入販売の両方から収益を得ています。営業拠点は新潟、佐渡、東京に設置し、地域密着型の販売網を構築しています。収益構造は製造業務と商品販売、さらに冷凍保管サービスの3つの柱で構成されています。

製造拠点は新潟工場、富山工場、三条工場の3工場体制で運営しています。新潟工場と富山工場では氷菓やアイスクリーム類を中心に製造し、三条工場では笹だんごや大福などの冷凍和菓子を手がけています。各工場には冷凍倉庫を併設し、物流保管部では豊栄工場を冷凍保管専用の物流基地として活用しています。

経営方針

セイヒョーは新中期経営計画「ONE SEIHYO, BEYOND LIMITS」に基づき、2029年2月期までに売上高70億円、営業利益2億1,000万円(営業利益率3.0%)の達成を目指しています。同社は2025年11月に稼働開始した富山工場による生産能力の飛躍的拡大を最大限に活かし、売上高100億円企業への飛躍を見据えた成長基盤の構築に取り組んでいます。直近の2026年2月期実績では売上高約48億円、営業利益わずか3,500万円(営業利益率0.7%)であることから、計画期間中に大幅な業績向上を計画しています。

生産戦略では「Double Core + Specialty」のコンセプトを採用し、新潟工場と富山工場を主力エンジンとして位置づけています。新潟工場は多品種製造・商品開発・ブランド発信の拠点、富山工場は大量生産・OEM・自動化推進を担う拠点として役割を明確化しています。また、三条工場では冷凍和菓子製造、佐渡工場では製氷を手がけ、冬季の収益貢献と地域密着事業を強化することで季節変動の影響を軽減する戦略です。

営業・マーケティング面では、自社ブランド「もも太郎」のブランド深化とSNSを活用した情報発信強化に取り組んでいます。新ブランド「Marone」や冷凍和菓子の開発提案を強化し、夏季偏重からの脱却を図っています。さらに富山工場を西日本への物流ハブとして活用し、関西・中京エリアへの販路拡大を推進しています。OEM・受託製造においては、取引先との共創型ビジネスに注力し、企画・開発段階からの協働による付加価値向上を目指しています。

収益構造改革では、全工場の規模を活かした集中購買による原価抑制、富山・新潟工場での自動化投資、三条・佐渡工場での省力化投資による生産性向上を推進しています。また、富山工場のフル稼働による固定費吸収効果と製造ロス削減により、高収益体質への転換を図っています。環境面では2026年4月より主要工場でグリーン電力相当の電力を使用し、CO2排出量を実質ゼロとする取り組みを開始しており、持続的な成長と企業価値向上を両立させる戦略を展開しています。

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