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セイヒョーJP:2872
事業内容
セイヒョーは、アイスクリーム類や和菓子の製造販売、冷凍食品の仕入販売、寄託品保管業務を主な事業としています。同社は単独事業体であり、親子会社や関連会社を持たず、冷凍食品製造事業の単一セグメントとして活動しています。
新潟工場と三条工場の2つの生産拠点を持ち、新潟工場では氷菓やアイスクリーム類を製造しています。製品の約半数は他社からの受託加工品です。三条工場では冷凍和菓子を中心に製造し、冷凍保管業務も行っています。
営業部は新潟、佐渡、東京に拠点を置き、自社製品や他社から仕入れた商品を販売しています。物流保管部は豊栄工場の冷凍倉庫を利用し、冷凍保管業務を行っています。
新潟工場では「もも太郎」などの氷菓やアイスクリーム類を製造し、三条工場では笹だんごや大福といった冷凍和菓子、冷凍果実を手がけています。佐渡工場では氷の製造を行っています。
経営方針
セイヒョーは、2025年から2027年にかけての「中期経営計画2027」を策定し、成長戦略を推進しています。同社は、安定的な利益の確保と企業価値の向上を目指し、環境変化に対応することを重視しています。また、全社員が成長を実感できる職場環境の構築にも力を入れています。
同社の戦略的推進事項としては、事業領域の拡大や新製品の展開が挙げられます。具体的には、既存事業の強化や新工場建設による領域拡大、高付加価値品の投入などを通じて、さらなる成長を目指しています。また、販売単価の上昇や原価率の引き下げを図り、収益性の向上を追求しています。
さらに、セイヒョーは変動費の抑制や費用対効果の改善にも取り組んでいます。組織再構築や自動化、省人化を進め、生産性の向上を図ることで、効率的な経営を実現しようとしています。これらの取り組みを通じて、同社は2027年までに営業利益130,000千円を目指しています。