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ヱスビー食品JP:2805
事業内容
ヱスビー食品は、主にスパイスを原料とする食料品の製造・加工を行う企業です。同社は、香辛料、即席カレー、チューブ製品、レトルトカレーなどの製造・販売を手がけています。また、これらの製品に関連する原材料の調達も行っています。
同社の生産部門では、エスビーガーリック食品株式会社やヱスビースパイス工業株式会社などが製品の製造を担当し、ヱスビー食品に納入しています。原材料の調達は、株式会社ヱスビー興産や峯栄興業株式会社が担当しています。
販売部門では、S&B INTERNATIONAL CORPORATIONが米州で、S&B FOODS SINGAPORE PTE.LTD.が東南アジアとオセアニア地域で、S&B SPICE CANADA INC.がカナダで加工食品の販売を行っています。これらの地域において、ヱスビー食品から商品が供給されています。
経営方針
ヱスビー食品は、持続的な成長を目指し、理念とビジョンを掲げています。「美味求真」を創業理念とし、顧客に本物のおいしさを提供することを追求しています。また、「食卓に、自然としあわせを。」という企業理念のもと、研究開発を通じて高品質な製品を創出し、顧客満足を追求しています。
同社は、グローバル化とデジタル化の進展に対応し、スパイスとハーブの可能性を追求することをビジョンに掲げています。これにより、健康的で明るい未来を実現することを目指しています。特に、スパイスやハーブの研究を加速させ、栽培技術の向上や産地開発に注力しています。
ヱスビー食品は、2043年までに海外売上高比率を40%超にすることを目指し、各国市場への販売を強化しています。また、健康志向の高まりに応じて、スパイスやハーブの研究を進め、事業基盤の強化を図っています。これにより、世界中の食卓に自然としあわせを届けることを目指しています。
同社の第3次中期経営計画では、スパイスとハーブを通じて社会課題の解決に取り組んでいます。売上高営業利益率や自己資本比率、ROEの向上を重視し、持続可能な成長を目指しています。2026年3月期の業績予想は、目標値を上回る見込みです。
ヱスビー食品は、コーポレート・ガバナンスの強化を図り、迅速な意思決定と業務執行を実現しています。監査等委員会設置会社への移行により、取締役会の監督機能を強化し、グローバルな企業価値の向上を目指しています。また、リスクマネジメント委員会を中心に、内部統制の充実とリスク管理体制の強化を進めています。