日本プリメックスJP:2795

時価総額
¥48.9億
PER
11.7倍
産業用小型プリンタの開発・製造・販売を行い、シチズン・システムズやセイコーエプソンなどの製品やゼブラ社製プリンタの販売を手がける企業。

事業内容

日本プリメックスは、主にミニプリンタの開発・製造・販売を行う企業グループです。このグループは、日本プリメックス株式会社を中心に、日本プリンタエンジニアリング株式会社と石川台商事株式会社の3社で構成されています。日本プリンタエンジニアリングはオリジナルプリンタの開発・設計・製造を担当し、石川台商事はグループの資産管理を主な業務としています。

日本プリメックスの事業セグメントは「ミニプリンタの開発・製造・販売事業」のみです。この事業では、シチズン・システムズ、セイコーエプソン、セイコーインスツル、スター精密、ブラザー工業などの国内有力メーカーの小型プリンタや周辺機器の販売を行っています。また、米国ゼブラ社製のバーコード・ラベル・カードプリンタの販売も手がけています。

さらに、日本プリンタエンジニアリングは、OEM製品の製造や製品改造、オリジナル製品の開発製造を行っています。これにより、国内市場だけでなく海外市場向けにも製品を輸出しています。日本プリメックスは、東京本社を中心に全国に営業所を設置し、34名の営業員が活動しています。

経営方針

日本プリメックスは、産業用小型プリンタの開発・製造・販売を専門とする企業で、社会の発展に寄与する高品質な技術と商品知識を提供することを経営理念としています。同社は、国内外の市場に対し独自の技術とサービスを提供し、社会と共に持続的な発展を目指しています。

同社は、ISO14001とISO9001の認証取得を通じて、環境と調和した事業活動を推進し、サービスの高品質化を図っています。これにより、企業価値の向上と強固な企業基盤の確立を目指しています。今後も顧客志向を基に、成長と利益を確実なものとし、社会的責任を果たすことを目指しています。

日本プリメックスは、新しい市場の開拓や新商品の企画を通じて、国内外でのビジネス拡大を図っています。特に、モバイルPOS業界向けのハードウェア機器の拡販や、インバウンド需要に対応したPOS機器の開発に注力しています。これにより、販路の拡大とメーカーとの共存共栄を目指しています。

また、社員の高齢化に対応するため、定年年齢の延長と経験・知識の可視化を進めています。これにより、若手社員へのノウハウの伝承を図り、将来の需要に備えた人材育成を行っています。これらの取り組みを通じて、同社は持続可能な成長を目指しています。