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新都ホールディングス (2776) 株価
株価・出来高の推移
時価総額の推移
PERの推移
PBRの推移
事業内容
新都ホールディングスは、環境に配慮したリサイクル事業を主軸とする企業です。同社は金属やプラスチックの廃材を回収・加工し、再利用可能な資源として国内外に販売しています。また、中華圏を中心とした不動産関連サービスやAI事業も展開し、事業の多角化を進めています。
同社の主要な収益源は、金属スクラップとプラスチック再生製品の販売です。金属リサイクル事業では、鉄や銅、アルミニウムなどを破砕・選別・圧縮して、国内のほか中国・韓国・東南アジア向けに出荷しています。プラスチックリサイクル事業では、PETボトルなどを自社工場で加工し、再生プラスチックとして販売することで安定した収益を確保しています。
同社は4つの事業セグメントで構成されています。金属リサイクル事業とプラスチックリサイクル事業が収益の柱となっており、不動産関連サービス事業では主に在日中国人向けの不動産売買・仲介に加えて建物の解体事業も手がけています。その他事業では、従来のアパレル関連事業や貿易事業に加え、GPU機器の販売・リースやAIデータセンターの運営など、新分野への取り組みも進めています。
経営方針
新都ホールディングスは、「総合リサイクル企業」として循環型社会の実現を目指す成長戦略を展開しています。同社は資源循環ビジネスの深化と事業基盤の強化を通じて、環境負荷の低減と収益性の向上の両立を図る方針を掲げています。経営指標としては総資産経常利益率の向上と適切な自己資本比率の維持を重視しており、売上債権の回転周期短縮による資本回転率の改善と営業黒字を意識した経営による利益積み上げに取り組んでいます。
金属スクラップ・リサイクル分野における事業領域の拡充が同社の重点投資分野となっています。2020年に株式会社大都商会を完全子会社化し、2021年以降は廃金属に係る貿易取引を本格化させました。2022年には北都金属新材料株式会社を共同設立し、アルミニウム、銅、ステンレス等の廃金属商材の取引拡大を促進しています。さらに2024年には株式会社北山商事の過半数株式を取得して子会社化するなど、金属リサイクル事業の一層の強化を図っています。
新市場開拓では積極的なM&A戦略を推進しており、2025年には龍一商事株式会社と栄新商事株式会社をそれぞれ子会社化する予定です。これらの買収により、グループ事業シナジーの実現と調達・販売ネットワークの強化を目指しています。また、2023年には中国浙江巨東股份有限公司との業務提携契約および日本における総代理店契約を締結し、海外展開も強化しています。取扱商材の多様化と収益管理の徹底により、事業の安定性と成長性の確保を図る方針です。
技術革新への取り組みでは、経営品質・製品品質・サービス水準の向上を重要課題に位置づけています。同社は生産性の向上や作業プロセスの改善を通じて、お客様の期待を超える製品品質とサービスの実現を目指しています。また、本社機能の刷新とグループ企業間事業領域の最適化により、激しく変化する経営環境に対応できる企業体質の構築を進めており、内部統制システムの強化も並行して推進しています。