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フジオフードグループ本社 (2752) 株価
株価・出来高の推移
時価総額の推移
PERの推移
PBRの推移
事業内容
フジオフードグループ本社は、多様な業態の飲食店を展開する外食チェーン企業です。同社は「まいどおおきに食堂」「神楽食堂 串家物語」「麺乃庄 つるまる」を主力ブランドとし、セルフサービス方式を特徴とした和食中心の店舗を運営しています。また、定食業態「さち福や」や天ぷら専門店「天麩羅 えびのや」など、幅広い業態を手がけています。
同社の収益は直営店運営とフランチャイズ本部運営の2つの柱で構成されています。直営事業では国内393店舗、海外5店舗の計398店舗を運営し、売上高の大部分を占めています。フランチャイズ事業では304店舗(委託店80店舗、国内FC店205店舗、海外FC店19店舗)に対して、店舗設計や運営ノウハウの指導、研修、プライベートブランド商品の提供を行い、安定的な収益を確保しています。
事業セグメントとしては、家庭料理をセルフスタイルで提供する「まいどおおきに食堂事業」(売上高約52億円)、串揚げビュッフェの「神楽食堂 串家物語事業」(約76億円)、低価格うどん業態の「麺乃庄 つるまる事業」(約17億円)が主力です。さらに釜焚きご飯の定食業態「さち福や事業」(約34億円)、天ぷら専門店「天麩羅 えびのや事業」(約21億円)、その他多様なブランド事業(約104億円)を展開し、顧客ニーズの多様化に対応しています。
経営方針
フジオフードグループ本社は、「大衆食のカテゴリーで日本一の外食企業になる」ことを基本方針に掲げ、マルチ戦略を軸とした事業展開を進めています。同社は経営指標として連結売上高経常利益率10%以上、自己資本利益率(ROE)15%以上を目標に設定しており、ブランド、立地、価格の分散により外的要因による影響を受けにくい収益構造の構築を目指しています。特に直営事業とフランチャイズ事業の両輪で安定した収益基盤の確立に注力しています。
同社の重点投資分野は、既存店の収益力向上とフランチャイズ事業の拡大にあります。「凡事徹底」を合言葉に、品質・接客・清潔さの向上を通じてお客様満足度の向上を図る一方、フランチャイズ加盟店に対しては出店候補地の探索支援や研修トレーナーの育成支援など、包括的な支援体制の強化を進めています。これにより直営店の業績悪化時でも安定した収益が見込める事業構造の実現を図っています。
新業態開発においては、日常食・大衆食をキーワードに多様化する消費者ニーズに対応した業態をスピーディーに開発し、パッケージ化を進めています。同社は既存業態のブラッシュアップと新業態の開発を「経営の生命線」と位置づけ、他社との差別化を図る戦略的優位性の確保に取り組んでいます。また、全店舗で良質かつ等質の商品サービスを提供できる体制構築により、ブランド価値の向上を目指しています。
人材育成と技術革新への取り組みでは、階層別研修や独自の教育プログラムを展開し、優秀な人材の確保と育成に注力しています。特に「夢を持てるキャリアアッププラン制度」の再構築により、社員の自己実現向上を支援するとともに、一定基準に達した社員には独立支援制度を通じて経営者への道筋を提供しています。さらに、メニュー開発から商品提供までの体制強化により、安全性の高い食材確保と「手作り感」を重視したリーズナブルな価格での商品提供を実現する仕組み作りを進めています。