クシム (2345) 株価

時価総額
¥46億
PER
ブロックチェーン技術活用サービスの有力企業。ブロックチェーン開発・コンサルティング事業を2025年6月より再開。25年2月に子会社株式が代物弁済で譲渡され、暗号資産交換業等の主力事業を失う。現在は旧経営陣らに対し約33億円の損害賠償訴訟を提起。12月よりイーサリアム運用事業も開始。

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事業内容

クシムは、ブロックチェーン技術を活用したサービスや製品の開発・普及を手がけるテクノロジー企業です。同社は現在、ブロックチェーン開発・コンサルティング事業を主力事業として位置付けており、企業向けにブロックチェーン関連システムの開発支援やコンサルティングサービスを提供しています。さらに、デジタルアセットトレジャリー事業として暗号資産の運用も手がけており、イーサリアムの購入・運用を通じて財務基盤の安定化を目指しています。

同社は2025年6月にブロックチェーン開発・コンサルティング事業を本格再開し、立上げ後早期に顧客獲得と売上計上を実現しました。収益構造は、企業顧客からの開発案件やコンサルティング業務による受託収入が中心となっており、暗号資産及びWeb3領域で培った技術力と知見を活用してサービスを展開しています。

現在の事業セグメントは、ブロックチェーン開発・コンサルティング事業と暗号資産トレジャリー事業の2つが柱となっています。開発・コンサルティング事業では内部資金創出力の向上を図り、トレジャリー事業では運用益の獲得とリスク管理のバランスを検証しながら運用体制の精緻化を進めています。同社は将来的には暗号資産交換業を含む周辺事業の再構築も視野に入れ、事業全体の再成長と企業価値向上に取り組んでいます。

経営方針

クシムは深刻な経営危機からの再建に取り組んでいるブロックチェーン技術企業です。同社は2025年に旧経営陣による子会社・資産流出事件が発生し、約33億円規模の損失を被りました。現在は新経営陣の下で、イーサリアム技術を中核とした事業再構築を進めています。具体的な数値目標については、暗号資産事業の資金調達進捗や市場環境により変動するため策定中としており、内容確定時に適時開示する方針を示しています。

同社の重点投資分野は、イーサリアム関連技術の開発支援・コンサルティング事業です。2025年6月に事業を本格再開し、企業向けブロックチェーンシステム開発やコンサルティングサービスを展開しています。差別化戦略として、イーサリアムを「金融インフラのスタンダード」と位置付け、高い処理性能と分散性を持つ同技術への専門特化を図っています。さらに2025年11月には「Kushim Labs」を創設し、プライバシー重視技術「INTMAX」との提携を通じてセキュリティ分野での技術力強化を進めています。

新市場開拓では、デジタルアセットトレジャリー事業の展開を計画しています。同社は2025年12月にイーサリアム20ETH(約924万円)を取得し、運用利率とリスク管理のバランス検証を目的とした試験運用を開始しました。この事業は財務基盤強化と安定収益確保の両面を狙っており、本格展開に向けた基盤構築を進めています。また、将来的には暗号資産交換業を含む周辺事業の再構築も検討しており、事業ポートフォリオの拡充を目指しています。

技術革新への取り組みとして、同社は「10兆ドルの資産を載せられるブロックチェーン」を目標とするイーサリアムの技術発展に注目し、スマートコントラクトの透明性や組み合わせ可能性といった特性を活用した金融イノベーションの創出に取り組んでいます。国内外のイーサリアムコミュニティとの連携強化により、日本市場でのブロックチェーン採用拡大と認知向上に貢献する方針です。ただし、現在は旧経営陣に対する訴訟や資産回復に多額のコストを要しており、事業基盤の完全回復には時間を要する見通しです。

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