- 日本企業
- 亀田製菓
亀田製菓JP:2220
事業内容
亀田製菓は、菓子の製造販売を主な事業とし、関連する運送業務も展開しています。同社グループは、亀田製菓株式会社を中心に、17の子会社と3つの関連会社で構成されています。事業は「国内米菓事業」、「海外事業」、「食品事業」の3つのセグメントに分かれています。
「国内米菓事業」では、亀田製菓とその子会社であるアジカル株式会社、とよす株式会社、株式会社日新製菓が国内で米菓の製造販売を行っています。また、関連会社の株式会社マスヤもこのセグメントに含まれます。
「海外事業」では、亀田製菓とその子会社であるMary's Gone Crackers, Inc.、KAMEDA USA, INC.、THAI KAMEDA CO., LTD.などが、海外で米菓の製造販売を行っています。関連会社には、TH FOODS, INC.やKAMEDA LT FOODS (INDIA) PRIVATE LIMITEDが含まれます。
「食品事業」では、亀田製菓とその子会社である尾西食品株式会社、株式会社マイセン、株式会社マイセンファインフード、株式会社タイナイが、長期保存食や植物性乳酸菌、米粉パン、プラントベースフードなどの製造販売を行っています。
その他の事業として、亀田製菓は貨物運送業務も手がけています。これには、子会社の新潟輸送株式会社、亀田トランスポート株式会社、株式会社エヌ.エイ.エスが関与しています。これらの事業を通じて、亀田製菓は多角的なビジネス展開を行っています。
経営方針
亀田製菓は、持続的成長を目指し、経営方針として「変化」と「イノベーション」を掲げています。お米を中心としたコアコンピタンスを活かし、独自価値を追求する事業構造への変革を進めています。2023年には「Purpose」「Vision」「Value」を再定義し、全役員・従業員が一丸となって「Rice Innovation Company」の実現を目指しています。
同社の中期経営計画では、「進化と勝ち筋」をテーマに掲げています。お米の恵みを美味しさ・健康・感動という価値に磨き上げ、国内外で新たな市場を創造することを目指しています。国内米菓事業に加え、海外事業や食品事業への先行投資を行い、技術移転を通じて事業領域を拡大しています。
亀田製菓は、アセットライトで高収益なビジネスモデルへの転換を目指しています。2026年度までに安定的な収益体質を確立し、その基盤をもとに高収益の成長を追求します。国内外のパートナーシップを活用し、技術やノウハウを強みに成長を図ります。
同社は、厳しい環境変化の中でも機会を見出し、企業価値の向上を図ることを目指しています。長期的なビジョン「ライスイノベーションカンパニー」の実現に向け、2024年度の経営方針と目標を策定しています。これにより、持続可能な社会への貢献を目指しています。