新日本空調JP:1952

時価総額
¥1461.8億
PER
15.5倍
空気調和、冷暖房、換気、環境保全、温湿度調整、除塵、除菌、給排水、衛生設備、電気設備の設計、監理、工事請負を行う設備工事事業。

事業内容

新日本空調は、空気調和、冷暖房、換気、環境保全、温湿度調整、除塵、除菌、給排水、衛生設備、電気設備などの設計、監理、工事請負を行う企業です。これにより、幅広い分野での環境づくりに貢献しています。

同社の事業は主に設備工事事業に分類されます。国内では、新日空サービス株式会社が工事施工の協力や空調設備の保全業務を担当し、日宝工業株式会社が電気設備工事や産業施設設備工事を行っています。

海外では、新日空(中国)建設有限公司が日本企業の空調設備工事を手掛け、新日空工貿(上海)有限公司が資機材の納入を行います。また、新日空建築労務(上海)有限公司は施工協力を、新日空(香港)建設有限公司は空調設備工事を担当しています。

さらに、福建新日空投資諮詢有限公司は市場調査や環境保全、建築設計、施工に関するコンサルティングを提供しています。その他、SNK (ASIA PACIFIC) PTE.LTD.やSHIN NIPPON LANKA (PRIVATE) LIMITED、SNK ASIA PACIFIC VN CO., LTDも空調設備工事を行っています。

経営方針

新日本空調は、2030年を見据えた長期経営方針「SNK Vision 2030」を掲げ、持続可能な地球環境の実現と顧客資産の価値向上を目指しています。このビジョンの下、同社はナレッジとテクノロジーを活用するエンジニア集団としての成長を図っています。

同社の成長戦略は、5つの基本戦略に基づいています。まず、事業基盤増強戦略では、資本コストを意識した事業ポートフォリオの実現と新たな事業領域の展開を通じて、収益基盤の拡大を目指しています。次に、収益力向上戦略では、安全品質管理体制の強化と生産性向上を通じて、事業収益力の向上を図ります。

デジタル変革戦略では、情報通信技術の高度化を推進し、独自のICTプラットフォームを構築することで、業務機動性の向上を目指しています。また、企業統治戦略では、ESG経営の浸透とコーポレート・ガバナンス体制の強化を通じて、持続可能な社会の実現を目指しています。

最後に、人的資本戦略では、多様な人材の育成と働き方改革を推進し、社員のキャリアプランと会社のキャリアパスを有機的に結びつけることを目指しています。これらの戦略を通じて、新日本空調は持続的な成長と企業価値の向上を図っています。