世紀東急工業JP:1898

時価総額
¥599.9億
PER
12.8倍
舗装・土木を中心とした建設事業、舗装資材の製造販売、売電事業、建設機械の販売及びリース事業。

事業内容

世紀東急工業は、主に舗装・土木を中心とした建設事業を展開しています。この事業には、やまびこ工業、みちのく工業、新世紀工業、クマレキ工業、孝松工務店、舗道工業、舗栄建設工業、日東道路、STK PACIFIC CORPORATION、中外エンジニアリングといった子会社が関与しています。また、ガルフシール工業という関連会社もこの事業に携わっています。

さらに、世紀東急工業は舗装資材の製造・販売事業も行っています。この分野では、新世紀工業やSEIKITOKYU MYANMAR ROAD COMPANY LIMITEDといった子会社、能登アスコンという関連会社が活動しています。これらの企業から製造された舗装資材を購入し、また一部を販売しています。

その他の事業として、世紀東急工業は売電事業を手がけています。また、子会社のエス・ティ・サービスは建設機械の販売や自動車のリース事業を行っており、世紀東急工業はこれらのサービスを利用しています。これにより、多角的な事業展開を実現しています。

経営方針

世紀東急工業は、持続可能な社会の実現に貢献することを目指し、長期ビジョン「2030年のあるべき姿」を掲げています。このビジョンでは、人と企業の成長を両立させることを重視し、真に強靭な企業グループを目指しています。特に、社会インフラの老朽化や自然災害の激甚化に対応するため、国土強靭化対策を推進し、公共投資の安定を見込んでいます。

中期経営計画(2024-2026年度)では、安定収益の拡大と収益源の多様化を図ることが重要な課題とされています。具体的には、建設事業や舗装資材製造販売事業における技術と経験を磨き上げ、競争力を強化することで、安定した収益を確保することを目指しています。また、新たな事業分野の開拓を視野に入れ、環境変化に強い企業体質の構築を推進しています。

人材の育成も重要な戦略の一環です。世紀東急工業は、人材を最も重要な経営資源と位置づけ、従業員のエンゲージメントを高める企業風土を醸成しています。多様な人材を確保し、活躍の場を提供することで、組織力の向上を図っています。また、新しい働き方の確立を通じて、ワークライフバランスと生産性向上を両立させることを目指しています。

さらに、世紀東急工業は、サステナブル経営の推進を重視しています。気候変動や人口減少といった社会課題に対応し、本業の収益拡大と成長基盤の確立を図ることで、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指しています。これにより、株主価値の向上を図り、変革を推し進めています。