五洋建設JP:1893

時価総額
¥4550.5億
PER
17.7倍
国内外の土木・建築事業、建設資材販売、機器リース、不動産開発、造船、環境関連事業を展開する企業。

事業内容

五洋建設は、国内外で多岐にわたる事業を展開しています。主な事業セグメントとして、国内土木事業、国内建築事業、海外建設事業、その他の事業があります。これらの事業は、32社の子会社と8社の関連会社と共に運営されています。

国内土木事業では、五洋建設とその子会社である五栄土木株式会社や洋伸建設株式会社が活動しています。これらの子会社に対して、五洋建設は工事の一部を発注し、協力してプロジェクトを進めています。

国内建築事業は、五洋建設とその子会社であるペンタビルダーズ株式会社が担当しています。五洋建設は、建築工事の一部をペンタビルダーズに発注し、効率的なプロジェクト運営を行っています。

海外建設事業では、五洋建設とUG M&E社などの子会社が活動しています。また、アンドロメダ・ファイブ社やカシオペア・ファイブ社が大型自航式浚渫船の賃貸・運航管理を行っています。新たにジャパンオフショアマリンDK社を設立し、事業を拡大しています。

その他の事業として、五洋建設は不動産の自主開発、販売、賃貸を行っています。警固屋船渠株式会社が造船事業を、ペンタテクノサービス株式会社が事務機器のリース事業を展開しています。また、ジャイワット株式会社などが環境関連事業を手掛けています。

経営方針

五洋建設は、持続可能な成長を目指し、サステナビリティ経営を推進する「真のグローバル・ゼネラルコントラクター」としてのビジョンを掲げています。このビジョンの実現に向けて、同社は中期経営計画を策定し、企業価値の向上を図っています。

同社の中期経営計画(2023~2025年度)では、売上高7,270億円、当期純利益250億円を目標としています。また、ROEを13.9%、総還元性向を78.5%とすることで、株主価値の向上を目指しています。これにより、持続可能な成長を実現しようとしています。

五洋建設は、良質な社会インフラの提供やDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進を通じて、現場生産性の向上を図っています。また、GX(グリーントランスフォーメーション)を進め、豊かな地球環境の創造を目指しています。これにより、持続可能な社会の発展に貢献しています。

同社は、多様な人材の活躍を促進し、DE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)を推進しています。これにより、働き方改革を加速し、サステナビリティ経営を実践する企業としての地位を確立しています。

五洋建設は、設備投資や研究開発投資を通じて、技術開発を強化しています。特に、洋上風力建設に用いる大型作業船の建造や、DX、GXへの対応を進めています。これにより、事業の拡大と収益力の向上を図っています。