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ピーエス・コンストラクションJP:1871
事業内容
ピーエス・コンストラクションは、土木事業、建築事業、製造事業、その他兼業事業の4つの主要な事業セグメントを持っています。この会社は、大成建設グループに属しており、関連会社や子会社と共に多岐にわたる事業を展開しています。
土木事業では、ピーエス・コンストラクションはプレストレスト・コンクリート(PC)工事や一般土木工事の請負、PC製品の製造販売を行っています。子会社のニューテック康和やピーエスケー、菱建基礎、亀田組も土木関連の工事や機器管理を担当しています。
建築事業においては、ピーエス・コンストラクションはPC工事や一般建築工事の請負を行い、PC製品の製造販売も手がけています。親会社の大成建設からの発注を受け、施工協力を行うこともあります。
製造事業では、ピー・エス・コンクリート株式会社やPT.Komponindo Betonjayaなどの子会社がコンクリート製品の製造販売を行っています。これにより、国内外での製品供給を支えています。
その他兼業事業として、ピーエス・コンストラクションは不動産の販売・賃貸・仲介を行っています。また、子会社の菱建商事は損害保険代理業や不動産事業を展開し、多角的な事業運営を行っています。
経営方針
ピーエス・コンストラクションは、持続可能な社会の実現を目指し、2030年をゴールとした長期ビジョンを掲げています。このビジョンの一環として、同社は「中期経営計画2022」を実施し、売上高と利益の順調な成長を達成しました。これに続き、「中期経営計画2025」を策定し、さらなる成長を目指しています。
同社の成長戦略は、プレストレストコンクリート(PC)技術を中核に据えた高度な技術力を活用し、地球に優しい社会の実現に貢献することです。これにより、社員一人ひとりが最大限の能力を発揮できる環境を整備し、企業の持続的な成長を図ります。
ピーエス・コンストラクションは、技術革新や施工・設計プロセスのデジタル化を加速させることを重要視しています。これにより、省人化・省力化を進め、労働時間の短縮を実現することを目指しています。また、環境負荷の低減に向けた事業活動も積極的に推進しています。
同社は、民間設備投資や公共建設投資の堅調な推移を背景に、豊富な手持工事を有しています。しかし、建設業界における就労人口の減少や人件費の上昇といった課題にも直面しています。これらの課題に対処しつつ、持続可能な成長を追求しています。