熊谷組JP:1861

時価総額
¥2597.1億
PER
16.7倍
建設事業を中心に、建設用資機材の製造販売、保険事業、事務代行事業、建設技術商品の提供事業を展開。

事業内容

熊谷組は、主に建設事業とその関連事業を展開しています。具体的には、熊谷組とその連結子会社であるガイアート株式会社、関連会社の笹島建設株式会社が建設事業を行っています。これにより、幅広い建設プロジェクトに対応しています。

また、連結子会社のテクノス株式会社は、建設事業に加えて、建設用資機材の製造販売も手がけています。これにより、建設プロジェクトに必要な資材の供給を自社で行うことが可能です。

その他の事業としては、連結子会社のテクニカルサポート株式会社が保険事業と事務代行事業を運営しています。熊谷組は、これらの事務業務の一部をテクニカルサポートに委託しています。

さらに、連結子会社のファテック株式会社は、建設技術商品の提供事業を行っています。熊谷組は、ファテックから一部の技術商品を提供されており、これにより建設プロジェクトの効率化を図っています。

経営方針

熊谷組は、持続的成長と企業価値向上を目指し、「熊谷組グループ 中期経営計画(2024~2026年度)~持続的成長への新たな挑戦~」を策定しました。この計画は、社会から求められる建設サービス業の担い手として、社会課題に真摯に向き合い、目指す社会の実現を図ることを目的としています。

同社のビジョンは「高める、つくる、そして、支える。」です。独自の現場力を高め、しあわせ品質を創造し、時代を超えて顧客と社会を支え続けることを目指しています。これにより、限りある資源が循環し、豊かな社会の実現に貢献します。

中期経営計画では、「持続的成長への新たな挑戦」をスローガンに掲げ、建設事業の強化、周辺事業の加速、経営基盤の充実を基本方針としています。計画期間中の連結経常利益300億円を目標に、稼ぐ力と選ばれる力を強化し、両利きの経営を目指します。

熊谷組は、ESG課題への取り組みも重視しています。CO2排出抑制や再生可能エネルギー事業、都市再生事業、人財育成、ステークホルダーとの関係強化などに取り組み、持続可能な社会の形成と企業価値の向上を目指しています。これにより、社会課題の解決と事業収益の拡大を両立させます。