淺沼組JP:1852

時価総額
¥778億
PER
16.3倍
総合建設業を中心に、東南アジアでの建物塗装・修繕、タイでの高速道路メンテナンス、不動産関連事業を展開。

事業内容

淺沼組は、総合建設業を中心に事業を展開しています。建築および土木の分野で、国内外でのプロジェクトを手がけています。特に、東南アジア地域では、建物の塗装や修繕工事、増改築工事、電気設備工事、建物メンテナンスなどを行っています。

淺沼組の関連会社には、SINGAPORE PAINTS & CONTRACTOR PTE. LTD.やEVERGREEN ENGINEERING & CONSTRUCTION PTE. LTD.があります。これらの会社は、東南アジアでの建設工事やメンテナンス業務を請け負っています。また、THAI ASANUMA CONSTRUCTION CO., LTD.は、タイで高速道路や橋梁のメンテナンスを行っています。

さらに、淺沼組は不動産関連事業も展開しています。淺沼建物株式会社は、損害保険の代理業務や生命保険の募集業務を行っています。また、ASANUMA CONSTRUCTION LTD., INTERNATIONALは、アジア・オセアニア地域での不動産事業を手がけています。

その他の事業として、淺沼組は一般廃棄物の最終処分場の運営や、斎場の運営、学校給食センターの施設整備なども行っています。これらの事業は、地域社会に貢献するための重要な役割を果たしています。

経営方針

淺沼組は、創業理念「和の精神」「誠意・熱意・創意」を基に、誠実なモノづくりを追求しています。経営方針として、社会の安全・安心・快適の増進に貢献し、技術力・知力・感性を磨くことを掲げています。また、現場・現物・現人主義を貫き、堅実経営を徹底しています。

同社は、2032年の創業140年を見据え、顧客や協力会社、株主、社員の満足度向上を目指しています。さらに、地球環境と社会への貢献を重視し、持続可能な未来を創る企業を目指しています。これにより、全てのステークホルダーに「淺沼組で良かった」と思われる企業を目指しています。

中期経営計画(2024~2026年度)では、6つのテーマに基づく施策を推進しています。国内コア事業の強化やリニューアル事業の拡大、人材の育成、DX推進、ガバナンス強化、環境貢献が主なテーマです。これらを通じて、売上高1,510億円、営業利益64億円を目指しています。

「エコフレンドリーASANUMA21」では、CO2削減目標を設定し、持続可能な社会の実現を目指しています。TCFD提言への取り組みや、CDPの気候変動質問書への回答を通じて、環境への貢献を強化しています。SBT認定取得を目指し、温室効果ガス削減に取り組んでいます。