奥村組JP:1833

時価総額
¥2265.8億
PER
17.1倍
土木事業や建築事業、太平不動産㈱による不動産販売・賃貸、再生可能エネルギー発電、建設資機材の製造・販売、PFI事業など。

事業内容

奥村組は、土木事業、建築事業、投資開発事業を主な事業セグメントとして展開しています。これらの事業は、奥村組とその関連会社である株式会社オーゼットユーが中心となって運営されています。

土木事業では、インフラ整備や公共事業を手がけ、地域社会の発展に貢献しています。建築事業では、商業施設や住宅の建設を行い、都市の景観を形成しています。

投資開発事業では、子会社の太平不動産株式会社が不動産の販売および賃貸を行っています。また、石狩バイオエナジー合同会社と平田バイオエナジー合同会社が再生可能エネルギーによる発電・売電事業を展開しています。

その他の事業として、奥村組はコンサルティングなど建設事業に関連するサービスを提供しています。さらに、子会社の奥村機械製作株式会社が建設資機材の製造・販売を行っています。

加須農業集落排水PFI株式会社などの子会社や、株式会社スイムシティ鹿児島などの関連会社がPFI事業を展開し、公共施設の運営や管理を行っています。これにより、地域社会のインフラ整備に寄与しています。

経営方針

奥村組は、2030年に向けたビジョンを掲げ、持続可能な社会の発展に貢献することを目指しています。このビジョンは、同社が将来に向けてどのような姿を描きたいかを示すものであり、全社員が共有する道標とされています。これに基づき、同社は信頼される経営を推進し、堅実な成長を続けることを目指しています。

同社は、2025年から2027年度にかけての中期経営計画を策定し、持続的な成長に向けた経営基盤の強化を図っています。この計画では、建設事業の収益力と技術力の向上を通じた企業価値の向上を目指すとともに、建設事業に依存しない安定的な収益基盤の構築を推進しています。

また、奥村組は人的資源の活用にも注力しています。多様な人材が活躍できる環境を整備し、企業の持続的な成長を牽引する人材の育成に努めています。これにより、社員が誇りを持てる企業を目指し、社会のニーズに応える事業展開を進めています。