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佐藤渡辺JP:1807
沿革
1938-12 | 東京都港区南麻布一丁目18番4号(当時麻布区竹谷町1番地)に資本金18万円を以って株式会社渡辺組を設立 |
1949-10 | 建設業法による建設大臣登録(イ)142号{土木一式工事(道路工事)}の登録を受ける(以後2年ごとに登録更新) |
1963-02 | 営業種目に舗装材料の製造および販売を追加 |
1965-10 | 営業種目に建設コンサルタント業務を追加 |
1966-08 | 建設コンサルタント登録規程第5条の規定による建設大臣登録41-402号{建設コンサルタント(河川・砂防および海岸部門、道路部門)}の登録を受ける |
1975-02 | 営業種目を土木一式工事および建築一式工事請負、各種舗装工事請負、管工事請負、上下水道工事請負、舗装材料の製造および販売、建設コンサルタント業務、前各号に附帯する事業に変更 |
1975-12 | 子会社拓神建設株式会社を設立(現・連結子会社) |
1976-03 | 営業種目に造園工事請負、体育施設の設計施工請負を追加 |
1978-06 | 営業種目に地質調査業務を追加 |
1978-11 | 営業種目に建設工事用機械器具の賃貸および販売を追加 |
1979-06 | 営業種目を土木建築工事の請負、建設コンサルタント業務、建設資材の製造および販売、建設工事用機械器具の製作・賃貸および販売、これらに附帯する一切の事業に変更 |
1984-06 | 営業種目に産業廃棄物処理事業を追加 |
1990-03 | 子会社株式会社弘永舗道を設立(現・連結子会社) |
1990-06 | 営業種目を、土木建築工事の請負ならびに調査、企画、設計、監理に変更するとともに、不動産の売買、賃貸借、仲介および管理を追加 |
1990-10 | 宅地建物取引業法による東京都知事免許(1)第59816号を取得(以後3年ごとに、1996年から5年ごとに免許更新) |
1993-01 | 子会社株式会社創誠を設立(現・連結子会社) |
1993-09 | 日本証券業協会へ株式店頭登録 |
1994-07 | 技術研究所開設 |
2004-08 | 子会社佐々幸建設株式会社を設立 |
2004-11 | 建設コンサルタント登録規程による土質および基礎部門の登録を受ける |
2004-12 | ジャスダック証券取引所市場に株式を上場 |
2005-07 | 子会社SWテクノ株式会社を設立(現・非連結子会社) |
2005-10 | 佐藤道路株式会社と合併し、商号を株式会社佐藤渡辺に変更する 合併により、佐東奥科貿有限公司(佐藤道路株式会社の子会社)が子会社となる |
2007-02 | 関連会社杭州同舟瀝青有限公司を設立 |
2009-07 | 子会社大連佐東奥瀝青有限公司を設立 |
2010-04 | ジャスダック証券取引所の大阪証券取引所との合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に株式を上場 |
2010-10 | 大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場および同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場 |
2013-03 | 子会社大連佐東奥瀝青有限公司を三和環境技術(大連)有限公司に譲渡 |
2013-07 | 大阪証券取引所の現物市場と東京証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場 |
2016-03 | 関連会社杭州同舟瀝青有限公司をニチレキ株式会社に譲渡 |
2016-04 | 子会社佐東奥科貿有限公司を清算 |
2017-10 | 普通株式5株につき1株とする株式併合を実施、単元株式数を1,000株から100株に変更 |
2018-12 | 小石川建設株式会社の全株式を取得し、子会社化(現・連結子会社) |
2022-04 | 東京証券取引所の市場区分の見直しによりJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場へ移行。 |
2023-03 | あすなろ道路株式会社の全株式を取得し、子会社化(現・連結子会社) |
2023-06 | 子会社佐々幸建設株式会社が当社を存続会社とする吸収合併により消滅 |
事業内容
佐藤渡辺は、主に舗装工事、土木工事等の請負およびこれらに関連する事業を展開している企業です。同社グループは、佐藤渡辺および連結子会社4社、非連結子会社3社、持分法適用関連会社1社、持分法非適用関連会社3社から構成されています。工事部門では、佐藤渡辺が直接舗装・土木工事の受注、施工を行う一方で、拓神建設㈱、㈱創誠、㈱弘永舗道、あすなろ道路㈱などの連結子会社や、佐々幸建設㈱、小石川建設㈱などの非連結子会社も建設工事の受注、施工を手掛けています。
製品等販売部門では、佐藤渡辺と連結子会社の㈱弘永舗道、あすなろ道路㈱がアスファルト合材や関連製品の製造・販売を行っています。これらの製品は、互いに販売、購入されることもあります。また、非連結子会社のSWテクノ㈱は機械レンタル事業を展開し、佐藤渡辺は同社から機械等の一部をレンタルしています。
佐藤渡辺は、工事部門と製品等販売部門に区分して事業を展開していますが、販売製品は工事部門の一部を構成しており、建設事業を単一セグメントとして捉えています。そのため、セグメント情報の記載は省略されています。このように、佐藤渡辺は建設業を核としつつ、製品製造や機械レンタルといった関連事業を通じて、幅広いサービスを提供しています。
経営方針
佐藤渡辺は、社会に奉仕し、持続的な成長を目指す経営方針のもと、技術力の強化、生産性の向上、人材の確保と育成に注力しています。同社は、経営環境の変化に迅速に対応し、ステークホルダーの期待に応える企業を目指しており、そのために技術開発や人財育成、設備への投資を積極的に行っています。中期経営計画(2021年度~2023年度)では、安定的な利益の確保と財務基盤の強化を目標とし、売上高420億円以上、営業利益20億円以上、ROE(自己資本利益率)8%程度、配当性向20%~25%程度を数値目標として掲げています。
具体的な成長戦略として、技術力の強化と生産性向上に向けたDXやICTの取り組み、重機の自動運転技術の活用、1DayPave工法を活用した機械化施工の確立などが挙げられます。また、人材の確保と育成においては、経営資源の適正かつ効率的な配置、社員教育の充実、女性社員の積極的な採用と活躍の推進、外国人材の活用、働き方改革の継続的な推進を進めています。
さらに、環境景観事業の強化推進、財務および資本戦略における資本効率の向上、自己資本と株主還元のバランスの取り方、企業価値のさらなる向上を目指した成長分野への投資、M&Aの実行、産官学や異業種間の連携による新技術・新事業の創出、PPP/PFI事業へのチャレンジ、ESG経営の推進など、多角的なアプローチで成長を目指しています。これらの戦略を通じて、佐藤渡辺は持続可能な成長と社会への貢献を目指しています。