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マサル【JP:1795】株価
株価の推移
出来高の推移
PERの推移
PBRの推移
時価総額の推移
事業内容
マサルは、建物の新築防水工事や改修工事、直接受注の工事を手掛けるとともに、空調・冷暖房や給排水などの設備工事、排気装置を中心とする乾燥・塗装装置や集塵装置など産業用機械の組立・設置・保守を行っています。同社は施工だけでなく建築材料の販売や機材のレンタルまで一貫して対応しています。
主要な顧客は建物の所有者や建設・開発事業者、製造業などで、工事契約や設備導入、保守契約を通じて収益を得ています。同社は工事による一次収入に加え、材料販売や機材レンタル、定期保守からの継続収入を確保しています。
事業は大きく建設工事と設備工事の二つの部門に分かれており、建設工事部門は新築防水や改修、直接受注工事に加えて材料販売や機材レンタルを担います。設備工事部門は空調・給排水などの施工と、排気装置を軸とした乾燥・塗装・集塵装置の組立・設置・保守を行い、同社グループで受注体制を整えて効率的に事業を展開しています。
経営方針
同社は2021年10月から2030年9月までの9年間を軸に、「~100年選ばれ続ける会社を目指す!~」という長期経営計画を掲げ、最終年度の達成目標として「ゼネコン上位10社でのシェア№1」と「ROE15%」、そして成長分野の開拓を明確にしています。短期的には自己資本比率や売上高営業利益率、1株当たり当期純利益といった財務指標の改善を図り、安定した収益基盤のもとで企業価値の最大化を目指しています。外部環境の不透明さや資材・労務費の高止まりを踏まえ、見積精度向上や原価管理体制の強化といったリスク管理も並行して推進しています。
重点的に投資・強化する分野としては、従来の新築防水や改修工事に加え、空調・給排水などの設備工事や産業用機械の組立・設置・保守といった設備領域の拡充を進めています。受注領域の拡大策として仮設工事との業務提携や原状復旧への対応を進めるほか、材料販売や機材レンタル、定期保守といった一貫サービスにより差別化を図っています。営業情報の共有や改修チーム間の連携強化で受注体制を高め、採算性を確保しながら市場シェアを拡大する方針です。
新市場開拓では、直接受注市場の掘り起こしと子会社セグメントの強化を主要な柱としています。周辺分野への成長投資はM&Aや業務・資本提携を通じて進め、製造業など既存の顧客基盤を活かした設備導入や保守契約の獲得によって継続収入を拡大します。加えて、子会社経営管理の強化によりグループ全体での受注基盤を安定化させ、長期的にはゼネコン上位10社でのシェア獲得を目指しています。
技術革新への取り組みは生産性向上と品質の標準化を中心に進めています。協力会社で構成する連携組織(勝栄会)と連携して施工品質の統一基準を設定し、着前検討会や専門知識研修、OJTによる現場力の底上げを行います。また、省人化やデジタル化に資する設備投資を進め、見積精度向上のためのデータ活用や原価管理システムの整備にも取り組んでいます。これらにより収益性の改善と持続的な成長を両立させる計画です。