HP INC (HPQ) 株価

時価総額
$190.2億
PER
7.9倍
PC・プリンター製品と関連サービスの世界最大手。サブスクリプション型のDevice as a ServiceやAI搭載プリントソフトを展開。2024年10月31日決算を報告、時価総額$27,487,738,771(2024年4月30日)。北米・欧州・アジア太平洋を中心に展開。

株価・出来高の推移

時価総額の推移

プレミアム会員にご登録いただくと、
時価総額の推移にアクセスできます。

有料プランをチェック

PERの推移

プレミアム会員にご登録いただくと、
PERの推移にアクセスできます。

有料プランをチェック

PBRの推移

ランドスケープPowered by 会社四季報オンライン

企業概況
119文字)
業績概況
テーマ
1項目)
ブランド
2項目)
ライバル企業
3社)
同業種の日本企業
3社)

事業内容

HP Inc.はパソコンやプリンターを中心に、関連するソフトや運用サービスまで一貫して設計・販売するグローバル企業です。同社はノート型やデスクトップ型の機器、家庭用から業務用までのプリンターを主力製品とし、消耗品や管理ソリューションもあわせて提供しています。

同社は個人消費者から中小企業、大企業、公共機関まで幅広い顧客を持ち、販売は自社のオンライン直販と小売店や再販業者などのチャネルを組み合わせて行っています。収益はハードウェアの売上が基盤である一方、インク・トナーなどの消耗品や保守・ソフトの定期契約が継続的な現金収入源となっています。

事業は大きくパーソナルシステムズとプリンティングに分かれ、前者は個人・法人向けのパソコンや周辺機器、後者は家庭用から商業印刷向けのプリンターと消耗品を含みます。同社は外部メーカーを活用した製造体制と自社の製品設計・サービス開発を組み合わせ、AIやセキュリティ、サブスクリプション型のサービス強化に投資して成長を図っています。

経営方針

同社は「Future Ready Plan」を通じて成長と効率の両立を図ることを目指しています。これは2025会計年度末までを見据えた計画で、デジタル化の加速、事業ポートフォリオの最適化、業務効率化の三本柱で進められており、2024会計年度には節減目標を前倒しで加速させています。地域構成では約65%の売上が米国外で発生しているため為替や地域別需要の変動が業績に与える影響を注視しており、株主還元では取締役会が買戻し枠を100億ドルに拡大したことや、2024年度第4四半期に9億ドル相当(2,540万株)を市場で買い戻した点など、資本配分を通じて株主価値の向上も図っています。

同社は成長投資を製品からサービスへとシフトさせ、差別化を図ることを目指しています。具体的にはプリンティングとパーソナルシステムズの既存事業に加えて、定額課金や運用型のハード貸与サービス、管理型プリントサービスなどの繰り返し収益モデルへ注力する方針です。また、製品群の複雑さを減らして供給の継続性を高め、需要予測の精度向上で売上原価と販管費を引き下げる取り組みを行っており、これらのコスト削減の一部は成長分野や人材投資に回す計画です。市場では日本の競合他社による価格競争や汎用品(非純正サプライ)との競合圧力があるため、品質やサービスでの差別化を強調しています。

同社は新規市場や事業拡大でも機会を追求しています。パーソナルシステムズは商業向けで回復基調が見られ、2024会計年度はPC出荷台数が全体で伸び、後半には同部門の純収益が回復した点を基に、企業向けソリューションやチャネル拡充を通じて顧客接点を広げる計画です。調達と製造は外部の受託製造業者を活用し、部材調達は通常90~120日程度の期間での発注を基本とすることで柔軟性とコスト効率を確保しており、必要に応じてM&Aや提携も選択肢としつつリスク管理に留意して事業拡張を進めています。

同社は技術革新、特に人工知能(AI)の活用を成長の中核に据えることを目指しています。消費者向け・企業向けの製品やサービス、社内業務の両面でAI機能を組み込み、製品価値の向上と業務効率化を図るために多額の研究開発投資を継続しています。ただし、AI導入や新製品開発には不確実性や実装上の課題があるため、同時に内部統制の強化や会計上の見積もり精度向上にも取り組んでおり、例えば変動対価に関する見積りは2024年10月31日時点で約31億ドルが計上されている点や、内部統制の是正に向けた改善計画を実行中であることも投資家は注視すべきポイントです。

AIチャット