HOME BANCSHARES INCHOMB株価

時価総額
$57億
PER
銀行持株会社の大手。住宅・商業向けローンや預金サービスを展開。2022年4月の同業買収や2022年2月の海事ローン買収を実施、銀行子会社の総資産が100億ドル超、2024年の純利益402.2百万ドル。アーカンソー・フロリダ・テキサスなど218支店で展開。

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事業内容

HOME BANCSHARES INCは銀行持株会社で、地域銀行として支店網を通じて預金の受入れや各種貸出、投資商品や口座サービスを提供しています。同社は個人や法人向けの決済・預金サービスを基盤に、住宅・商業不動産ローンや消費者ローンを中心に貸出業務を行い、堅固な資本と流動性の維持を重視して経営しています。

主要な顧客は地域に根ざした個人預金者や中小企業、住宅・商業開発事業者で、収益は貸出金利と預金との金利差(純金利差)や口座手数料が中心です。同社は貸出ポートフォリオを多様化して信用リスクを管理しつつ、利ざやと手数料収入を通じて安定した収益を確保しています。

事業は住宅向けローン、商業不動産ローン、建設・土地開発ローン、商工業向け融資、消費者ローンなどの製品ラインに分かれています。同社はアーカンソー、フロリダ、テキサスなど複数州で多数の支店を展開し、専門部門やローン生産拠点を通じて特定分野(例えば沿岸向けの高額ローンなど)にも注力し、合併・買収や新規支店開設で成長を図っています。

経営方針

同社は「フォートレス(堅牢)バランスシート」を維持することを成長戦略の中心に据えています。具体的には、資産の健全性を保ち、規制上の資本要件を上回る水準を維持すること、ROTE(自己資本利益率)やROA(総資産利益率)、効率比率、純金利マージンといった業績指標の向上を追求することを掲げています。2024年の純利益は4億222万ドル、株主資本は39.6億ドルと前年から増加し、自己資本比率は17.61%まで改善しました。こうした強固な財務基盤を背景に、同社は内部留保や流動性を活用して安定的な成長を目指しています。

重点投資分野は不動産関連ローンを中心とした貸出事業で、2024年末の貸出残高約147.6億ドルのうち不動産関連が74.2%を占めています(商業用不動産36.8%、建設・土地開発18.5%、住宅ローンなどを含む)。この分野での差別化は、地域密着のリレーションシップバンキングとローン審査・担保評価の実務力にあります。同社は支店網と経験豊富な関係銀行員の採用・維持を重視しており、2024年末時点で218の支店(アーカンソー76、フロリダ78、テキサス58など)と複数のローンプロダクションオフィスを運営しています。資本配分では株主還元にも積極的で、2024年の普通株現金配当は1株当たり0.75ドル、同年に352万1,792株を平均約24.41ドルで自社株買いし、取締役会は自社株買い枠を2,000万株へ更新しました。

新市場開拓と事業拡大は、買収と新規支店開設(デノボ展開)の両軸で進められています。同社は過去の大型買収であるHappy Bancshares(2022年)やマリンローンポートフォリオの取得を通じてテキサスや専門ニッチ市場に進出しており、今後もFDIC支援取引や適切な買収機会を資本水準が許す限り追求するとしています。流動性面でも内部で換金可能な資産を約24.5億ドル保有し、外部借入余力は約34.2億ドル、親会社手元現金は約5.5億ドルとし、これらを用いて地域拡大や戦略的買収を行う方針です。

技術革新への取り組みでは、デジタルチャネルとセキュリティ強化に投資しています。データ処理費用や電子バンキング費用はそれぞれ約3,649万ドル、1,344万ドルの水準で継続的な支出を行っており、顧客利便性向上と業務効率化を図っています。同社はサイバーセキュリティリスクを認識しており、外部ベンダーとの連携やインシデント対策を強化するとともに、生成系を含むAI活用についても責任ある運用枠組みの構築を進める方針で、技術投資を通じて競争力の維持・向上を目指しています。