ECO INNOVATION GROUP, INC.ECOX株価

時価総額
$219.3万
PER
持続可能技術の事業化を手掛けるテクノロジー・インキュベーターの新興企業。9段階の評価プロセスによる技術評価と商業化支援を展開。2021年10月のSpruce Construction資産買収でカナダに新会社設立、議決権85%保有。米国・カナダを中心に国際市場で展開。

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事業内容

ECO INNOVATION GROUP, INC.は、社会的責任と持続可能性を重視する技術インキュベーターで、環境負荷を下げる有望な知的財産の実用化を目指しています。主力は発明や技術のライセンス化・開発・製品化を支援し、製造から流通、マーケティングまでの商業化サポートを行っています。

同社の主要顧客は一般消費者や企業、公共機関、電力関連事業者などで、最終需要者や大口導入先を狙っています。収益は技術ライセンス料や製品販売、商業化支援サービスの報酬に加え、買収した建設部門などからの工事・サービス収入で構成されています。

事業は大きく省エネや温室効果ガス削減技術、環境配慮型住宅・浄水・グリーン食品といった持続可能技術群、そしてカナダで設立したグリーン建設部門(Spruce Engineering & Construction)に分かれています。新技術の選定から市場投入まで同社の9段階の評価プロセスで進め、アイデア段階の発掘・選別から試作、量産準備、販売促進まで一貫して支援しています。

経営方針

同社は社会的責任と持続可能性に軸を置く技術インキュベーターとして、有望な知的財産をライセンスや事業化で高付加価値化することを目指しています。成長の実現にはライセンス供与や戦略的提携、買収を通じた事業拡大が不可欠と位置づけており、経営は株式発行や転換社債等による追加資金調達で事業化を加速する計画です。直近の業績では2021年の売上は95,880ドルにとどまり、継続企業に関する注記があるため、短期的には資金確保と事業の収益化が最優先課題になっています。

重点投資分野はエネルギー効率、炭素排出削減、環境配慮型住宅、グリーン食品、クリーンウォーターなどで、同社はこれら分野の技術を見極めて事業化することを目指しています。差別化策として、発明や技術を選別して製品化する九段階の「Evaluation to Market」プロセスを導入し、概念実証から販売支援まで一貫して手当てする体制を敷いています。具体的施策としては、外部アドバイザリーや投資家向け広報サービスに対して株式で報酬を支払うことで専門性と販路を確保しており(例:SRAXへの1,176,471株で約100,000ドル相当の報酬など)、人的ネットワークを事業成長に結びつけています。

新市場開拓と事業拡大では、カナダでのグリーン建設部門立ち上げが具体的な一手です。同社はSpruce Constructionの資産取得を通じて新会社Spruce Engineering & Construction Inc.を設立し、同社が85%の議決権を保有する形で建設関連事業を展開する計画です。さらにMarijuana Company of America(MCOA)との株式交換によりMCOA株を取得するなど、株式交換や合弁、国際販売の模索を通じて事業領域を広げようとしています。一方でMCOA関連では追加発行義務(82,023,810株)があり、2021年に866,885ドルのその他損失を計上するなど財務的な負担も存在します。

技術革新に関しては、外部の技術ライセンスを起点に製品化を進める方針です。Bellagio IP TrustからのPower Booster技術や、Glytech LLCとの技術ライセンス契約では、Glytechに対して15,000,000株を付与し、試作完成のマイルストーン達成で更に追加株式と15万ドルの支払い、製品販売に対しては純売上の10%を使用料(ロイヤルティ)として支払う条項を設けるなど、成果連動で開発を促す契約を結んでいます。こうした構造により、自社での開発投資を抑えつつ外部の技術と人材を活用して市場投入を目指す取り組みを行っています。