Corteva, Inc. (CTVA) 株価

時価総額
$1.6万
PER
種子と作物保護の農業化学の最大手。ENLISTやPowerCoreなどの育種・特性技術と除草剤・殺虫剤、バイオ、デジタル農業ソリューションを展開。Stollerを12.2億ドル、Symborgを3.7億ドルで買収(2024年Q1に取得価額配分確定)。北米・欧州・ブラジル・インド・南ア中心に展開。

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企業概況
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同業種の日本企業
4社)

事業内容

Corteva, Inc.は農業向けの種子と作物保護製品を中心に研究・開発・販売を行う企業で、高い収量を目指した優れた種子と、雑草・害虫・病気から作物を守る製品を提供しています。加えて、圃場管理や意思決定を支援するデジタルツールやデータ解析にも注力しています。

主要な顧客は世界各地の農家や農業協同組合、流通業者やディーラーで、特に北米や南米、欧州、アジアの主要作物市場で強い足場を持っています。同社の収益は主に種子の販売と作物保護製品の販売が中心で、ライセンス収入やデジタル・生物製品などの付加価値サービスも売上に貢献しています。

事業は大きくSeedとCrop Protectionの二つのセグメントに分かれ、Seedはトウモロコシや大豆、綿など向けの品種開発と形質改良、圃場向けの管理ソリューションを扱っています。Crop Protectionは除草剤・殺虫剤・殺菌剤に加え、窒素管理や種子処理、微生物を活用した製品群も揃え、両セグメントを組み合わせて農家の生産性向上を支援しています。

経営方針

同社は中期的に「技術優位の維持と資本配分の規律化」で成長を図ることを掲げています。直近の継続事業の純売上高は$16,908百万(約169億ドル)、オペレーティングEBITDAは$3,376百万(約33.8億ドル)で、成長と収益性の両立を目指しています。株主還元については2024年に約$1.5億ドル(注:原資料は$1.5 billion)を還元し、四半期配当は6.25%引き上げて1株当たり$0.17にしており、また2024年11月に$3 billion(+2022年の$2 billion)規模の自社株買い枠を承認するなど、キャッシュの配分を重視しています。

重点投資分野は種子(シード)研究、作物保護製品、そして生物的技術とデータ解析です。研究開発費は2024年に$1,402百万(約14億ドル)と増加しており、人員増や外部委託を通じてパイプライン強化を進めています。差別化策としては、優れた遺伝資源(優良系統)と特性(耐性や収量向上)を種子で提供し、作物保護とシームレスに組み合わせることで「種子と農薬を一体化した総合ソリューション」を作り上げることを目指しています。また、種子のロイヤルティ中立化に向けた取り組みを継続することも掲げています。

新市場開拓や事業拡大では、微生物技術や生物農薬の強化を具体策に掲げており、実際にStoller社の買収(買収対価約$1,220百万)やSymborg社の買収(約$370百万)でこれらの能力を補完しました。生産体制の最適化も進めており、作物保護の製造ネットワーク再編(ピッツバーグ工場の生産撤退や選定ラインの停止)に関しては、2024年時点で総額$650~700百万のリストラクチャリング費用を見込み、2027年までにランレートで約$180百万のコスト削減を目指しています。これらの施策は事業基盤の再配置と市場対応力の向上を狙ったものです。

技術革新への取り組みでは、同社はデータのデジタル化と現場向けの管理ソリューションに投資しており、フィールドデータを育種や製品改良に迅速に反映させる体制を強化しています。スローガンとして「農家に対するイノベーションをより速く届ける」ことを掲げ、気候変動や生産性課題に応える差別化された持続可能な製品群(遺伝的特性、耐病性、微生物技術、窒素管理など)を投入する計画です。研究開発投資の継続、選択的な買収、製造効率化を組み合わせて技術的優位を確保することを同社は目指しています。

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