Avid Bioservices, Inc. (CDMO) 株価

時価総額
$7.9億
PER
生物医薬品の受託開発製造(CDMO)の有力企業。臨床・商業用CGMP製造や細胞株開発、上流下流プロセス開発を展開。2024年1月にCGT製造施設を竣工、2024年3月に7.00%転換社債を発行。商業製品を90カ国超に供給。

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事業内容

Avid Bioservices, Inc.は専業の受託開発・製造機関(CDMO)で、バイオ医薬品のプロセス開発から臨床および商用の適正製造まで一貫して手掛けています。主力サービスは哺乳類細胞由来の抗体などの原薬製造、バルク包装、品質試験や規制申請の支援です。

同社の顧客は主にバイオ企業や製薬会社で、売上は製造収入とプロセス開発収入の二本柱から成ります。顧客基盤は拡大傾向にある一方で依然として一部の大口顧客に依存しており、2024年度末の受注残は約1億9300万ドルにのぼります。

同社は事業を契約製造・開発サービスという単一の報告セグメントに集約しています。具体的には細胞株開発や上流・下流工程の最適化、分析法の開発、臨床から商用のバッチ製造に加え、細胞・遺伝子治療向けのウイルスベクター製造設備も整備しており、総合的な収益化能力は年間で約4億ドル超と見積もっています。

経営方針

同社は有機的な成長を重視した戦略を掲げており、自らの強みを活かして能力を拡大し、市場での可視性を高めることで事業規模を拡大することを目指しています。具体的には、既存の設備投資と開発投資により、現在の年換算の収益創出能力をプロジェクト構成によっては4億ドル超と見積もっており(完成した拡張を反映)、2024会計年度末時点の受注残は約1億9300万ドルです。さらに同社は営業利益率を業界のベストインクラスに引き上げることを中長期の目標に据えています。

同社は重点投資分野として、プロセス開発力とサービスの幅を拡充することを挙げ、差別化を図っています。2019年以降でプロセス開発と実験室スペースを拡張し、ベンチトップの小規模装置からパイロット生産(最大200リットル)まで導入しており、2023年度第4四半期に追加したスイートは収益化ポテンシャルを約2500万ドル増加させると見込まれています。加えて同社は哺乳類細胞を用いた製造ノウハウに強みを持ち、30年以上の経験で500バッチ超を生産し、そのうち約220バッチ以上が商業出荷実績であることや、直近のFDA検査で観察事項が出ていない点を差別化要素としています。

新市場の開拓と事業拡大については、成長が著しい細胞・遺伝子治療市場への参入を明確な施策として進めています。2021〜2024年にかけて実施したマイフォード施設の二段階拡張(2022年1月に下流工程スイートを追加、2023年3月に第二の生産ラインを完成)に加え、オレンジカウンティに建設した細胞・遺伝子治療向けのCGMP施設は解析・プロセス開発ラボを2022年6月に稼働、製造スイートは2024年1月に完成しており、業界団体との連携(California Institute of Regenerative Medicineとのパートナーシップなど)で新規顧客獲得を目指しています。同社はマーケティングと営業体制を整備して顧客基盤の多様化を目指しています。

技術革新の取り組みとしては、単回使用型(シングルユース)バイオリアクターの導入と高度な解析技術の整備を継続しています。同社は単回使用技術を16年以上運用してきた実績があり、これを用いて上流工程(細胞培養)と下流工程(精製)のプロセスを迅速に設計・転送し、顧客の市場投入期間を短縮することを目指しています。今後も解析能力の強化や工程設計支援といった付加価値サービスを追加投資で拡充し、顧客にとって「開発から商業供給まで一貫して任せられるパートナー」であることを追求しています。

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