Century Communities, Inc. (CCS) 株価

時価総額
$17.4億
PER
戸建て分譲の大手。限定間取りで低価格を実現するCentury Completeブランドを展開。24年1月にLandmarkを約3,340万ドルで、7月にAngliaを約1.27億ドルで買収。米国中心に展開、従業員1,873人(24年12月31日)。

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事業内容

Century Communities, Inc.は米国で主に新築住宅の設計・建築・販売を手掛ける住宅メーカーです。同社は手頃な価格帯の一戸建てを中心に複数の地域で分譲地を開発し、自社の販売スタジオやウェブサイト、独立系の不動産仲介業者を通じて直接販売しています。価格面での優位性を重視し、限られた間取りや標準仕様でコストを抑えた商品展開を行っています。

主要な顧客は新築の購入を検討する個人や家族で、収益の大半は住宅販売から生まれています。同社はさらに住宅ローンの取り次ぎや自社ローン事業を通じて融資関連の手数料を得ており、引渡しに伴うサービスや保険なども収益源になっています。季節性が強く、春に受注が増え、年後半に引渡しが集中する傾向があります。

事業は大きくホームビルディング事業と金融サービス事業の二本柱で構成されています。住宅事業では分譲地造成から工事、販売、引渡し後の保証やカスタマーサポートまでを一貫して行い、金融サービスは完全子会社のInspire Home Loansを通じて各種住宅ローンを提供しています。加えて顧客満足向上や従業員教育に力を入れ、品質とサービスの維持に努めています。

経営方針

同社は持続的な成長と株主還元の両立を目指しています。成長面では有機的なコミュニティ開発に加え、買収を成長手段の一つと位置づけており、2024年はテネシー州のLandmark(約3,340万ドル)とテキサス州のAnglia(約1億2,700万ドル)を買収して事業規模を拡大しました。株主還元では、2024年に四半期配当を1株当たり0.26ドル(年間合計1.04ドル)で実施し、買戻しプログラムは2018年・2024年にそれぞれ450万株を上限とする合計900万株分を承認、同期間に375,835株を取得、2024年12月31日時点で約4,702,308株が残枠となっています。資本政策は手元資金と回転信用枠での資金調達を想定しており、市場環境に応じて柔軟に運用する方針です。

同社は主に「手ごろな価格の新築住宅」と金融サービスに重点投資しています。具体的にはCentury Completeブランドで間取りを絞り、オプションを制限することで建築・販売コストを抑え「価格リーダー」を目指しており、販売拠点は平均約1,750平方フィートのスタジオを3年程度の賃貸で展開、中央集中的なデジタル広告や不動産仲介業者との連携で販売を効率化しています。住宅購入支援では、完全子会社のInspire Home Loansを通じて、Fannie MaeやFreddie Mac、Ginnie Mae、FHA、VA、USDAといった公的機関対応の住宅ローンを取り扱い、販売から融資まで一貫して支援することで受注率と顧客満足度の向上を図っています。

同社は新市場開拓と事業領域の拡大を買収と地域展開で進めています。2024年の買収でナッシュビル地域に6つのコミュニティを、ヒューストン近郊に26のアクティブコミュニティを取り込み、買収先の在庫評価は工程に応じて市場参加者が期待する粗利(概ね8%〜20%)を基準に算定しています。従業員数は2024年末で1,873名と前年から約13.5%増加しており、同社は今後も補完的な事業や市場を見据えた買収・投資を継続する一方で、統合の難しさや無形資産ののれん(2024年末で約4,110万ドル)に対するリスク管理にも注意を払う方針です。

同社は業務効率化と安全性のための技術投資、特に情報システムとサイバーセキュリティ、及び将来的なAI活用に注力しています。具体的施策として、2022年9月からCISOレベルの外部顧問を起用し、2024年に大手セキュリティ企業による体制評価を実施、NISTに準拠したリスク管理やインシデント対応方針の整備、12月の想定訓練(テーブルトップ演習)も行いました。生成系AIやクラウド基盤の導入も検討しており、これらはマーケティングや内部プロセスの効率化に使う計画ですが、導入には相応のコストと専門知識、データ保護の強化が必要である点も同社は認識しています。

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