VERDE BIO HOLDINGS, INC.APHD株価

時価総額
$35億
PER
米国オンショアの石油・ガス資産取得を主とする新興企業。ロイヤルティ、非操業ワーキングインタレストの取得モデルを展開。2010年2月24日設立、2019年11月22日の優先株買収で経営交代、2020年9月以降に18件を取得。テキサス州フリスコ拠点で米国展開。

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事業内容

Verde Bio Holdings, Inc.は米国テキサス州を拠点とするエネルギー関連企業で、主に陸上の石油・ガス資産の取得と開発に注力しています。主力は鉱区や鉱物権、ロイヤリティ、非操業の持分といった権利を取得し、そこから得られる生産に対する分配で収益を得る事業です。

同社は井戸の掘削や日常的な操業を行わず、実際の生産は地域で操業する石油・ガス開発会社が担当します。収益は主にロイヤリティ収入で、産出量や原油・天然ガスの価格変動に応じて増減するため、安定的な営業キャッシュフロー確保にはロイヤリティ収入の積み上げが重要です。

事業は大きく鉱区・鉱物権の取得、ロイヤリティ権利の保有、そして選定した非操業の持分取得の三本柱で構成しています。取得はリースや不動産的な権利の取得という形で行い、同社は操業を担う開発会社の技術力に依拠してリスクを抑えながら拡大する戦略を取っており、2020年以降複数の買収を実行しています。

経営方針

同社は経営資源を絞って「買って・持つ」モデルで成長を目指しています。2019年に経営方針を油ガス資産の取得・開発へと転換して以降、2020年9月からこれまでに18件の買収を完了し、2023年4月時点の油・ガス関連資産は約1,318,506ドルに達しています。同社はロイヤルティ収入の積み上げで自律的なキャッシュフローを確保し、外部資金への依存を減らすことを目標としており、直近の年度では純損失1,774,179ドル、運転資金不足1,741,434ドル、累積欠損16,033,070ドルという厳しい財務状況にあるため、まずはロイヤルティ収入の増加で継続性を確保することを重視しています。現状では株式発行による資金調達に依存しており、発行済株式数は2023年7月28日時点で1,683,077,167株です。

重点投資分野は米国内の主要オンショア油ガスプレーでの鉱区権利やロイヤルティ、選別したノンオペレーティングのワーキングインタレストです。同社は自ら井戸を掘らず運営も行わないことで大規模な設備投資や運用リスクを抑え、運営会社の技術力に依拠する点を差別化ポイントとしています。実務面では、取得案件は利害関係や持分比率が小さなものから最大で約1.68%程度まで幅があり、資産の組成や売却を通じてポートフォリオを調整しています。例えば2022年12月にはコロラド州の鉱区を175,000ドルで売却し、2023年6月には権益の一部を398,750ドルで売却するなど、現金化と再投資を繰り返す運用を行っています。

新規市場開拓と事業拡大は、既存の州別ポートフォリオ拡大を基本としています。過去の取引を見るとテキサス、オクラホマ、ワイオミング、ルイジアナ、オハイオ、コロラドなど複数州で案件を取得しており、今後も主要プレー内で「高確率・低リスク」の鉱区権利を継続して買い増す計画です。ただし大型の買収や運転資金確保には追加の資金調達が必要で、2022年度には約3,920,500ドルの私募を実施した実績がある一方、追加の株式発行は既存株主の希薄化を招くリスクがある点を経営は明確に認識しています。

技術面では自社で新しい掘削技術を開発するよりも、操業するE&P(探鉱生産)企業や外部のリザーブエンジニアの専門性を取り込むことで資産価値を高める方針です。埋蔵量や収益見通しの算定は外部評価会社に委託しており、減損や備蓄評価はそれらの報告に基づいて実施しています。また内部統制やIT面の脆弱性を認めており、監査委員会の設置や月次決算体制の強化、データのバックアップ・オフサイト保管といった運用改善を進める計画を掲げています。こうした統制強化と外部専門家の活用で、資産取得の精度向上と投資家への情報開示の信頼性向上を目指しています。