AMERICAN INTERNATIONAL HOLDINGS CORP.AMIH株価

時価総額
$9.8万
PER
エネルギー(石油・ガス探査・サービス)の新興企業。水素発生装置や燃料電池、油田開発サービスを展開。2023年2月15日の株式交換でCycle Energyを取り込み、2022年6月30日にEPIQ MDを30万ドルで売却。米国テキサス州を中心に展開。

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事業内容

AMERICAN INTERNATIONAL HOLDINGS CORP.は近年事業の重心をヘルスケア・ウェルネスからエネルギー分野へと移しています。かつてはオンライン診療やメディカルスパ、栄養補助食品の小売などを手掛けていましたが、多くの店舗や一部サービスは閉鎖しました。現在はテキサスを拠点とするCycle Energyを取り込み、石油・ガスの探査やエネルギー関連サービスを中心に展開しています。

同社の顧客層は主にエネルギー事業者や産業向け企業、政府系クライアントなどで、収益は探査や現場サービスの契約収入や技術・装置の販売・ライセンス料が中心です。プロジェクト単位の売上が多く、以前のテレヘルスや小売からの収入は縮小しています。組織は従業員が少数で外部コンサルタントを活用する形を取っており、収益の安定化が課題です。

事業セグメントは大きく分けて、石油・ガスの探査と現場サービス、水素発生装置や燃料電池関連の技術開発・販売、そして環境・社会・ガバナンスを意識したプロジェクト支援や地域連携です。過去のメディカルサービスや小売、建設事業は整理済みで、今後はCycle Energy由来のエネルギー資産と技術に注力する方針です。

経営方針

同社は短期的に「エネルギー/石油・ガス分野での成長」を目指しています。経営陣は今後12か月を重点期間と位置づけ、既存事業の有機的成長と買収による拡大を並行して進める計画です。財務面では、2022年12月末時点で運転資本の不足額が約4,570,096ドル、累積欠損が約23,115,376ドルと報告されており、事業継続に関する監査上の懸念も表明されています。そのため同社は運転資金と成長資金を確保する目的で、追加の負債発行や普通株・優先株の発行などを検討しており、実際に2023年初めに約488,924ドルの転換社債を株式に転換して約119,398,125株を発行するなどの資本政策を進めています。

重点投資分野は石油・天然ガスに加え、サイクル・エナジーの取り込みを通じた多様なエネルギー関連資産の拡充です。同社はCycle Energyを傘下に置くことでコア資産のポートフォリオ化を図り、これを基点に他社と差別化する方針です。差別化の具体策としては、機器メーカーや政府機関、販売チャネルを持つ企業と連携して自社技術を組み込んでもらうモデルを想定しており、環境・社会・企業統治(ESG)を重視した運営や「リビングウェイジ(生活賃金)」の導入など社会的な信頼を武器に顧客・パートナーを開拓する方針です。また、非中核事業の整理として過去に複数の子会社売却や事業停止を行い、資源をエネルギー分野に集中させています。

新市場開拓と事業拡大では、短期的に買収ターゲットの選定と実行を優先しています。同社は次の12か月でエネルギー分野の適切な買収機会を見つけ、資金調達手段を柔軟に組み合わせて取得を進める計画です。将来の資金調達は株式や転換社債、社債発行などを含む可能性があり、既存株主の希薄化が生じるリスクを伴いますが、経営陣はこれらを用いて事業基盤を拡大し、産業別の収益源を多角化することを目指しています。ガバナンス面では、Cycle Energyの取得に伴い取締役会の再編や外部専門家の招へいなども進められており、事業統合に向けた具体的な組織対応が予定されています。

技術革新への取り組みとしては、同社は水素生成や燃料電池といった代替エネルギー関連技術の研究・開発と実用化を重視しています。製品化に当たっては「効率」「信頼性」「コスト」の商業基準を満たすことを目指し、機器メーカーやシステムインテグレーターとの協業で設計や量産化を加速させる方針です。具体的な投資項目としては、エンジニアリングや物流、管理情報システムの強化、人材採用と育成への投資、そして内部統制や情報開示体制の是正が挙げられ、これらを通じて技術と事業を結び付けた収益化を図ろうとしています。