東京電力パワーグリッドJP:E32215株価

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送電・変電・配電設備による電力供給事業の大手。電力インフラの建設・保守、設備用地の調査・取得・保全サービスを展開。子会社10社・関連会社18社で構成され、関電工や東光高岳などが主要関係会社。日本国内を中心に英国・香港でも事業を展開。

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事業内容

**東京電力パワーグリッドの事業内容**

東京電力パワーグリッドは、首都圏を中心とした電力インフラの根幹を支える送配電事業者です。同社は送電線や変電所、配電設備などの電力網を通じて、発電所で作られた電気を各家庭や企業に安全かつ安定的に届ける役割を担っています。電力の供給だけでなく、これらの重要インフラの建設・保守・管理も一体的に手がけています。

同社の主要な顧客は、電力小売事業者と一般の電力利用者となります。2016年の電力自由化により、様々な電力会社が参入していますが、これらの事業者が販売する電気は全て同社の送配電網を通じて消費者に届けられます。収益は主に送配電網の利用料金(託送料金)から得ており、電力使用量に応じて安定的な収入を確保しています。

同社グループは子会社10社、関連会社18社で構成され、電気事業を中心とした幅広い事業を展開しています。主要な関連企業には設備工事を手がける関電工、電力機器メーカーの東光高岳、データセンター事業のアット東京などがあり、電力インフラに関連する総合的なサービス体制を構築しています。

経営方針

東京電力パワーグリッドは、省エネルギー化の進展により電力需要が停滞する一方で、生成AIの普及やGX推進に伴う電化促進により新たな電力需要の増加が見込まれるという変化に対応しています。同社は第四次総合特別事業計画のもと、年平均1,200億円程度を確実に廃炉に充てながら、非連続な経営効率化を通じて収益力の向上を図っています。レベニューキャップ制度の下でも安定的な事業運営を継続し、福島への責任を果たしつつ企業価値の向上を目指しています。

同社の重点投資分野は、高経年化設備の更新と送配電ネットワークの強靭化です。具体的には、千葉県印西市での超高圧変電所や地中送電線の新設など、データセンターの新増設等による電力需要増加に対応した設備投資を実施しました。また、激甚化・広域化する自然災害に備えたレジリエンス強化や、カーボンニュートラル・デジタル化・分散化への対応といった新たな社会要請にも応えるため、効率的な設備保全・拡充に取り組んでいます。

新市場開拓では、国内外での事業領域拡大を積極的に進めています。ベトナムにおけるエネルギーマネジメントの実証事業や、他の送配電事業者との柱上変圧器の共同輸送実証実験など、調達改革と国際展開を同時に推進しています。また、他業種も含めた事業者との協業・連携を通じて、送配電事業の枠を超えた新たな価値創造に挑戦し、変化する市場環境に対応した事業モデルの構築を図っています。

技術革新への取り組みでは、DXの積極的な導入が中心となっています。世界初のドローン航路を整備し、送電設備の巡視・点検を行うドローンシステムの提供サービスを開始したほか、業務効率化によるコスト低減を実現するための生産性向上策を展開しています。工事会社・メーカー・他の一般送配電事業者との協働を通じたサプライチェーン全体の改善も進めており、これらの取り組みによって非連続な経営効率化を実現し、持続可能な事業運営基盤の確立を目指しています。