大成JP:E04962株価

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ビル総合管理の有力企業。オフィスビル・ホテル向けに清掃、設備管理、警備、リニューアル工事、不動産ソリューション業務を展開。子会社9社・関連会社1社体制で運営。日本・シンガポール・ベトナムで事業を展開。

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事業内容

大成株式会社は、オフィスビルやシティホテルなどの総合的な建物管理サービスを提供する会社です。同社は清掃管理、設備の運転・保守、警備・駐車場管理、リフォーム工事、不動産管理までを一括で手がけています。子会社9社、関連会社1社を含むグループ体制で、建物の維持管理に必要な全般的なサービスを展開しています。

同社の主な顧客はオフィスビルやホテルの所有者・運営者で、これらの施設の日常運営に欠かせない管理業務全般を請け負っています。収益は各種管理業務の受託料から構成されており、継続的な契約によって安定した収入基盤を築いています。国内だけでなく、ベトナムやシンガポールなど海外市場にも事業を拡大しています。

同社の事業は5つのセグメントに分かれています。クリーン業務では清掃管理やベッドメイクを、設備管理業務では電気・空調機器の運転管理と保守点検を行います。セキュリティ業務は警備・駐車場管理・受付業務を、リニューアル工事業務では建築・改修工事を担当しています。不動産ソリューション業務では物件管理や指定管理者業務、官民連携事業まで幅広く手がけ、建物のライフサイクル全体をサポートしています。

経営方針

大成は第7次中期経営計画において、売上高と営業利益率を重要な経営指標として掲げ、主力業務の改善、第2・第3の事業の柱の創出、経営基盤の強化を3本柱とした成長戦略を推進しています。労働集約型であるビルメンテナンス業界において、同社は原価コストの管理が営業利益率に直結することから、これらの指標向上を中長期的な目標に設定し、継続的な収益性改善を目指しています。

同社の重点投資分野は技術革新による業務効率化に集中しており、特にAI・ロボットを活用した非人的業務への変革を積極的に推進しています。従来の労働集約的なビルメンテナンス業務をデジタル技術で変革し、付加価値性の高いセグメントへの人的リソース配分を進めることで差別化を図っています。また、適切な案件管理による不採算案件の解消と受託金額の改定交渉により、事業収益性の向上を実現する戦略を取っています。

新市場開拓では、不動産周辺領域における新サービス創出を通じて総合ビルサービスプロバイダーとしての価値確立を目指しています。同社は統括管理業務とプロパティマネジメントの事業拡大に向けた営業力強化と人材投資を実施し、付加価値サービスの創出・提供体制を構築しています。海外展開においては、アジアを中心としたビルメンテナンス事業の業容拡大により事業収益性の向上を図り、現地での営業支援とマネジメント人材の育成に注力しています。

経営基盤強化の一環として、同社は組織・人事制度の改革とRPAシステムの導入を推進し、業務効率性の向上を実現しています。多数の従業員を抱える事業特性を踏まえた労務リスクの低減策を講じるとともに、広報・IR活動への注力による企業知名度向上とSDGsへの取り組みを通じて企業価値の向上を図っています。新型コロナウイルスの影響によるビル稼働率低下や休業補償などの課題に対しても、一層の経営効率性追求により事業収益性悪化の最小化を目指しています。