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三井住友海上火災保険【JP:E03824】株価
株価の推移
出来高の推移
PERの推移
PBRの推移
時価総額の推移
事業内容
三井住友海上火災保険は、MS&ADインシュアランスグループホールディングスの傘下で損害保険事業を中核とする総合保険会社です。同社は国内損害保険、海外事業、金融サービス事業を三本柱として展開し、企業や個人の様々なリスクに対する保険商品とサービスを提供しています。
同社の収益構造は、主に国内の企業や個人顧客からの保険料収入で成り立っています。国内損害保険事業では自動車保険、火災保険、傷害保険などの個人向け商品に加え、企業向けの賠償責任保険や事業保険を幅広く取り扱っています。海外事業では現地法人や海外支店を通じて、日系企業の海外進出サポートや現地での保険サービスを展開し、収益の多様化を図っています。
事業セグメントは大きく三つに分かれており、国内損害保険事業が最も大きな柱となっています。海外事業では諸外国での保険事業を展開し、金融サービス事業では三井住友DSアセットマネジメントなどの子会社を通じてアセットマネジメント、ベンチャーキャピタル、確定拠出年金などの多角的な金融サービスを提供しています。近年はデジタル技術を活用したリスク関連サービスにも注力し、従来の保険の枠を超えた事業展開を進めています。
経営方針
三井住友海上火災保険は、業務改善命令を受けて抜本的な経営改革に着手し、2025年度に向けて「ビジネススタイルの大変革」を推進しています。同社は正味収入保険料1兆7,494億円(2025年度見込み)を目標とし、2024年度実績の1兆6,792億円から約700億円の増収を計画しています。この成長戦略の核となるのは、従来のマーケット慣行から脱却し、お客さま本位と法令遵守を全ての事業活動の根幹に据えた新たなビジネスモデルの構築です。
重点投資分野では「提供価値の変革」と「アンダーライティングの変革」に力を入れ、リスクソリューションのプラットフォーマーとしての地位確立を目指しています。同社は部門横断のリスク関連情報の連携強化やデータ活用の強化を通じて、より精緻な採算管理を実現し、競合他社との差別化を図る戦略です。また、政策株式売却益を戦略的に活用し、株主還元とのバランスを保ちながら持続的成長への投資を行う計画を示しています。
新市場開拓については、2027年4月を目処にあいおいニッセイ同和損害保険との合併を決定し、より強固な国内損害保険事業体制の構築を進めています。海外事業では収益拡大を基本方針の一つに掲げ、グループシナジーの発揮による優位性確保を通じて事業拡大を図ります。同時に資産運用利益の拡大や新たなビジネスの創造にも注力し、収益源の多様化を推進しています。
技術革新への取り組みでは、「DX推進による業務効率化・高度化の追求」を掲げ、AI・データ活用等により「業界初」を生み出す文化の醸成を目指しています。同社は最高品質のお客さま対応とリスクソリューションの提供を実現するため、デジタル技術を活用したリスク予見・予兆検知の強化に取り組み、従来の保険業界の枠を超えたイノベーション企業への変革を進めています。