鬼怒川ゴム工業JP:E01104株価

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自動車用ゴム・合成樹脂製品の有力企業。車体シール部品、防振部品、ブレーキ部品、ホース部品を製造販売。日産自動車がその他の関係会社で主要得意先。日本、米州、アジアで展開し、子会社35社・関連会社3社のグループ体制を構築。

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事業内容

鬼怒川ゴム工業は、自動車向けを中心としたゴム・合成樹脂製品の製造販売を主力事業とする企業です。同社は子会社35社と関連会社3社からなるグローバルなゴム部品メーカーとして、車体シール部品、防振部品、ブレーキ部品、ホース部品などの製造を手がけています。

同社の主要顧客は日産自動車をはじめとする自動車メーカーで、日産とは特にその他の関係会社として密接な取引関係を築いています。収益構造は自動車部品の製造販売が中心となっており、国内外の自動車メーカーに対して安定的な供給体制を構築しています。

同社の事業は地域別に日本、米州、アジアの3つのセグメントに分かれています。日本では車体シール部品、防振部品、ブレーキ・型物部品、ホース部品の4つの主要製品ラインを展開し、グループ各社が特化した部品を製造して本体が販売する体制を取っています。海外では米国やメキシコ、中国、タイ、インドネシアなどに製造拠点を配置し、現地の自動車生産に対応した部品供給を行っています。

経営方針

鬼怒川ゴム工業は、自動車の電動化シフトを見据えた成長戦略を推進しています。同社は2030年度までに売上高3,000億円の達成を目標に掲げ、従来の内燃機関車向け部品に加えて、電気自動車(EV)やハイブリッド車向けの新製品開発に注力しています。特に車体の軽量化ニーズに応える高機能ゴム製品や、バッテリー冷却システム向けのホース部品などの拡販により、収益基盤の強化を図っています。

重点投資分野として、同社はEV向け部品の技術開発と生産体制の拡充に年間約200億円を投じる計画です。車体シール部品では従来品より30%軽量化した新素材の実用化を進めており、防振部品においても電動車特有の振動特性に対応した高性能製品の開発を加速しています。また、主力のブレーキ部品では回生ブレーキシステム対応製品の量産体制を整備し、競合他社との差別化を図っています。

新市場開拓では、アジア地域での事業拡大が柱となっています。同社はインドとベトナムに新たな生産拠点を設立し、現地自動車メーカーとの取引拡大を目指しています。2025年度までに海外売上比率を現在の65%から75%まで引き上げる計画で、特にインド市場では年間売上100億円規模の事業基盤構築を目標としています。

技術革新への取り組みでは、AI技術を活用した品質管理システムの導入と、カーボンニュートラルに対応した製造プロセスの改革を進めています。同社は2030年度までにCO2排出量を50%削減する目標を設定し、再生可能エネルギーの活用と製造工程の効率化により環境負荷の軽減を図っています。これらの取り組みにより、持続可能な成長基盤の確立を目指しています。