ベルーナJP:9997

時価総額
¥611.7億
PER
8.5倍
アパレル・雑貨、化粧品健康食品、グルメ、ナース関連、データベース活用、呉服関連、プロパティ事業、その他の事業を展開、カタログやインターネットでの販売、不動産賃貸・再生開発、ホテル運営など多岐にわたる。

沿革

1968年9月

埼玉県上尾市に印鑑の訪問販売、友華堂として創業

1977年6月

埼玉県大宮市奈良町37番12号(現・さいたま市北区)に㈱友華堂を設立、埼玉県上尾市領家山下に物流倉庫を設置

1979年11月

埼玉県上尾市谷津2丁目1番50-41号に本社を移転

1983年3月

衣料品の通信販売を開始

1983年8月

埼玉県上尾市柏座4丁目6番7号に本社を移転

1987年12月

金融サービス事業を開始

1990年4月

商号を㈱ベルーナに変更

1992年4月

株式額面金額を変更するため、形式上の存続会社であるツバサ電機㈱と合併

1992年10月

北海道産地直送生鮮食品の通信販売を開始

1994年1月

埼玉県上尾市に領家丸山流通システムセンターを新築・稼働

1994年7月

医薬品及び健康食品の販売を目的に㈱東洋漢方研究所を設立(現・連結子会社㈱リフレ)

1994年9月

日本証券業協会に株式を店頭登録

1998年1月

東京証券取引所市場第二部に株式を上場

1998年5月

埼玉県上尾市宮本町4番2号に本社を移転

1998年5月

喫茶店の経営を目的に㈱エルドラドを設立

1998年6月

海外展開を目的に香港にベルネット インターナショナル ホンコン リミテッドを設立(現・連結子会社ベルーナ ホンコン カンパニー リミテッド)

2000年3月

東京証券取引所市場第一部に株式が指定される

2000年3月

化粧品事業等の展開を目的に㈱オージオを設立(現・連結子会社)

2000年7月

海外展開強化のためアメリカ、イリノイ州にビーエヌ インターナショナル ユーエスエー インクを設立

2000年8月

栃木県に宇都宮流通システムセンターを新築

2002年1月

フレンドリー㈱の営業を㈱グルメ直送便が譲受け商号をフレンドリー㈱に変更する(現・連結子会社)

2002年5月

貸金業の展開のために㈱サンステージ・ファイナンスを設立(現・連結子会社㈱サンステージ)

2002年10月

韓国における貸金業の展開のためにベルネット クレジット カンパニー リミテッドを韓国に設立

2004年2月

品質の管理・向上を目的とし、中国に上海如娜服装整理有限公司を設立

2006年11月

販売経路の多角化を目的に㈱BANKAN及び㈱わものやを設立(現・連結子会社㈱BANKANわものや)

2007年3月

看護師向け事業の展開を目的に㈱ナースリーの全株式を取得し、子会社化(現・連結子会社㈱ナースステージ)

2007年4月

プライバシーマークを取得

2007年10月

カタログ発行業務等の効率化を目的に㈱ベルーナメーリングサービスを設立

2009年8月

ベルネット インターナショナル ホンコン リミテッド及びビーエヌ インターナショナル ユーエスエー インクが輸入代行事業から撤退

2010年10月

ガバナンスの強化並びに経営及び財務の効率化を目的に、㈱エルドラド(消滅会社)を吸収合併

2011年3月

ゴルフ場運営事業の分社化を目的に、㈱エルドラド(新設会社)を新設分割(現・連結子会社)

2011年4月

ビーエヌ インターナショナル ユーエスエー インクを清算

2012年10月

経営資源及び事業運営の効率化を目的に金融サービス事業(消費者金融事業)を㈱サンステージに統合(現・連結子会社)

2013年8月

看護師向け通販を展開する㈱アンファミエの全株式を取得し、子会社化(現・連結子会社㈱ナースステージ)

2014年1月

ベビー・ギフト通販を展開する㈱ベストサンクスの全株式を取得し、子会社化(現・連結子会社)

2014年3月

ベルネット クレジット カンパニー リミテッドの全株式を譲渡

2014年8月

埼玉県吉見町に吉見ロジスティクスセンターを新築・稼働

2015年6月

輸入商品の通販・卸事業を展開する丸長㈱の全株式を取得し、子会社化(現・連結子会社)

2015年9月

営業活動の効率化並びに採用活動や情報収集の強化を目的として東京都中央区に東京本部を開設

2016年5月

衣裳レンタル事業を展開する㈱マイムの全株式を取得し、子会社化(現・連結子会社)

2016年7月

アパレル通販(ネット専業)を展開する㈱ミン等の全株式を取得し、子会社化(現・連結子会社)

2018年4月

㈱アンファミエと㈱ナースリーを合併し、商号を㈱ナースステージに変更(現・連結子会社)

2018年6月

和装事業を展開するさが美グループホールディングス㈱に対して公開買付けを実施し、子会社化(現・連結子会社)

2019年9月

輸入ブランド品の通販を展開する㈱アイシーネットの全株式を取得し、子会社化(現・連結子会社)

2020年1月

シンガポールで看護師向け人材紹介・派遣事業を展開しているJOBSTUDIO PTE.LTD.の全株式を取得し、子会社化(現・連結子会社)

2021年8月

レディースアパレルECを展開する㈱セレクトの全株式を取得し、子会社化(現・連結子会社)

2022年4月

東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、市場第一部からプライム市場へ移行

2022年8月

DM発送代行事業、国内物流受託事業等を展開する、株式会社レーベル、株式会社レーベルロジスティクス、株式会社R&Mの全株式を取得し、子会社化(現・連結子会社)

2023年3月

地熱発電事業への参入を目的に(同)最上ジオエナジーに出資し、子会社化(現・連結子会社)

事業内容

ベルーナは、自社および連結子会社57社を含むグループで、多岐にわたる事業セグメントを展開しています。これらのセグメントには、アパレル・雑貨事業、化粧品健康食品事業、グルメ事業、ナース関連事業、データベース活用事業、呉服関連事業、プロパティ事業、その他の事業が含まれます。

アパレル・雑貨事業では、カタログやインターネットを通じて衣料品や生活雑貨、家具などの販売を行っており、㈱ミンや㈱アイシーネットなどの子会社がこのセグメントに属しています。化粧品健康食品事業では、㈱オージオが化粧品、㈱リフレが健康食品の販売を手掛けています。

グルメ事業では、ベルーナが食料品や日本酒、ワインなどの販売を行っており、ナース関連事業では、㈱ナースステージが看護師向けの通販事業、JOBSTUDIO PTE. LTD.が看護師の人材紹介事業を展開しています。

データベース活用事業では、受託業務(封入・同送サービス、通販代行サービス)を提供し、㈱サンステージがファイナンス事業、BGL・レーベルが物流3PL事業を行っています。呉服関連事業では、㈱BANKANわものやや㈱さが美などが和装関連商品の販売や衣裳レンタル事業を手掛けています。

プロパティ事業では、不動産賃貸や不動産再生、開発事業を展開し、㈱グランベルホテルなどがホテル事業を行っています。その他の事業としては、フレンドリー㈱が衣料品の卸売事業、㈱エルドラドがゴルフ場運営や飲食店事業を展開しています。

これらの事業を通じて、ベルーナグループは幅広い顧客ニーズに応える多様な商品やサービスを提供しています。

経営方針

ベルーナは、衣食住遊を豊かにする商品やサービスを提供することを経営理念とし、安定性、成長性、継続性、収益性のバランスを重視したエクセレントカンパニーを目指しています。2023年3月期から2025年3月期までの第五次経営計画を策定し、売上高、営業利益、ROEを重要な経営指標としています。具体的には、2025年3月期には売上高2,300億円、営業利益153億円、ROE8%以上を目標としています。

同社は、アパレル・雑貨事業、化粧品健康食品事業、グルメ事業、ナース関連事業など多岐にわたる事業セグメントを展開しており、これらの事業を通じて顧客ニーズに応える多様な商品やサービスを提供しています。中長期的な経営戦略としては、「売上高3,000億円、営業利益300億円を通過点に通信販売総合商社の成熟を目指す」と掲げています。この目標達成に向けて、各事業の強化とシナジー効果を発揮するポートフォリオ経営の成熟を進めると共に、SNSを含むネット化の推進、実践的人材の育成強化、M&Aの推進を重点的に進めています。

また、経営環境の変化に対応しながら、経営基盤の強化を図り、新型コロナウイルスの影響や世界的な資源価格の高騰、為替変動に対応し、事業の継続性・安定性・収益性・成長性の確保を目指しています。これらの戦略を通じて、ベルーナは持続可能な成長を目指しています。