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ヤマザワJP:9993
沿革
1962年10月 |
山形県山形市香澄町に株式会社ヤマザワを設立(資本金500万円)。 |
1962年11月 |
第1号店である駅前店(山形県山形市)を開店し、食品(生鮮食品含む)、雑貨、衣料品、薬品、化粧品の販売を開始。 |
1966年12月 |
薬品、化粧品の販売を主体とした有限会社粧苑ヤマザワ(山形県山形市)を設立。 |
1967年2月 |
スーパーマーケット事業の拡大のため、有限会社ヤマザワ薬局の神町店(山形県東根市)、ストア店(山形県山形市)、マート店(山形県山形市)の営業権を譲り受ける。 |
1968年10月 |
集中配送による、商品供給の合理化を目的として、配送センター(山形県山形市)を開設。 |
1970年4月 |
多層階(4階建)で非食品を幅広く品揃えした、天童店(山形県天童市)を開店。 |
1970年12月 |
山形県山形市あこや町に新本部社屋落成、本社機構移転(本店登記は1971年10月)。 |
1972年5月 |
薬品部門を有限会社ヤマザワ薬局に営業譲渡。 |
1974年7月 |
有限会社ヤマザワ薬局を組織変更し、株式会社ヤマザワ薬品(山形県山形市)を設立。 |
1975年4月 |
豆腐・油揚等の日配食品製造工場として、株式会社サンコー食品(山形県山形市)を設立。 |
1977年11月 |
神町店を有限会社サンマート(山形県東根市)に売却。 |
1978年6月 |
売場面積1,200㎡郊外型スーパーマーケットの標準店として松見町店(山形県山形市)を開店。 |
1978年6月 |
青果物のパッケージを目的としてパッケージセンター(山形県山形市)を開設。 |
1981年3月 |
山形市及びその周辺地域のドミナントエリア強化のため、株式会社スーパー今井を営業譲受し、仕入先を全面的に継承。 |
1984年10月 |
宮城県の第1号として泉ヶ丘店(現仙台市泉区)を開店。 |
1986年10月 |
寿司・弁当・餃子等の総菜類製造工場である株式会社サンフーズ(山形県山形市)を設立。 |
1989年3月 |
宮城県仙台地区の販売力強化を目的とし、株式会社ワコー(現仙台市泉区)と業務提携。(1991年1月業務提携解消) |
1990年9月 |
経営基盤の強化及び経営の多角化を目的として、株式会社ヤマザワ薬品、株式会社サンコー食品、株式会社サンフーズ及び有限会社粧苑ヤマザワを吸収合併。なお被合併会社4社は合併に先立ち、各々の100%子会社に各々の営業の全部を譲渡しており、株式会社ヤマザワ薬品、株式会社サンコー食品、株式会社サンフーズ及び株式会社粧苑ヤマザワは当社の100%子会社となる。 |
1992年1月 |
100%子会社(新)株式会社ヤマザワ保険サービスを設立。 |
1992年11月 |
共同仕入、ノウハウの交流を目的として、日本流通産業株式会社に資本参加。 |
1994年6月 |
オペレーションの効率化と商品の安定供給を目的として、商品サービスセンター(山形県山形市)を開設。 |
1994年9月 |
日本証券業協会に株式を店頭登録。 |
1996年8月 |
仕入、販売一体となる物流改善のため、仕入専門会社株式会社ヤマザワフーズサプライの株式を取得し子会社とする。 |
1999年11月 |
薬品販売業務の効率化のため、株式会社ヤマザワ薬品は株式会社ワイエスドラッグの株式を取得し子会社とする。 |
2004年2月 |
東京証券取引所市場第二部に株式を上場。 |
2004年10月 |
経営の効率化のため、100%子会社の株式会社サンコー食品、株式会社サンフーズ及び株式会社ヤマザワフーズサプライを合併し、株式会社サンコー食品を存続会社とする。 |
2005年3月 |
東京証券取引所市場第一部に指定。 |
2011年8月 |
株式会社ヤマザワ薬品が営業を引き継ぎ、株式会社ワイエスドラッグを清算する。 |
2014年2月 2015年10月 2020年6月 |
収益力の向上と企業体質強化のため、よねや商事株式会社(秋田県横手市)の株式を取得し、当社の100%子会社とする。 ヤマザワ独自の電子マネー「にこか」導入。 移動スーパー「とくし丸」事業を開始。 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からスタンダード市場に移行。 |
2023年3月 |
経営資源の集約及び業務効率化を目的として、よねや商事株式会社を吸収合併。 |
事業内容
ヤマザワとそのグループ企業は、多岐にわたる事業セグメントを展開しています。主要な事業内容には、スーパーマーケット事業、ドラッグストア事業、その他事業が含まれます。
スーパーマーケット事業では、ヤマザワとよねや商事が食料品、家庭用品、衣料品の販売を手掛けています。これにより、日常生活に必要な幅広い商品を提供しています。
ドラッグストア事業では、ヤマザワ薬品と粧苑ヤマザワが医薬品や化粧品の販売、調剤薬局の経営を行っています。これにより、健康と美容に関するニーズに応えています。
その他事業としては、サンコー食品が寿司や米飯などの惣菜類、牛乳や麺類などの日配商品の製造販売を行っています。また、ヤマザワ保険サービスは保険や携帯電話の代理店業務を、横手エス・シーは不動産の売買、賃貸業を、ヤマザワ天童錦の会ファームは農産物の生産、加工、製造、販売をそれぞれ行っています。
これらの事業を通じて、ヤマザワグループは生活に密接に関わる多様なサービスと商品を提供し、地域社会のニーズに応えています。
経営方針
ヤマザワグループは、地域に根ざした経営と多角的な事業展開を通じて、持続可能な成長を目指しています。同社は、「地域に愛される、健康元気な100年企業を目指す」というビジョンのもと、お客様に安心と豊かさを提供し、地域の健康と活力を支える企業を目指しています。そのために、スーパーマーケット事業を核に、ドラッグストア、調剤薬局、食品の卸製造業など、幅広い事業を展開しています。
経営戦略として、ヤマザワグループはグループ一体運営を推進し、各社の強みを活かしながら、管理面やシステム面の統合を進めています。これにより、効率的な運営とコスト削減を実現し、競争力の強化を図っています。また、スーパーマーケット事業では共同仕入れや販売戦略の統一を進め、ドラッグストア事業では調剤のドラッグインストア化や収益性の高い店舗フォーマットの開発に取り組んでいます。
第3次中期経営計画では、2025年2月期に営業収益1,050億円、経常利益16億円(経常利益率1.5%)を目標としています。重点課題として、顧客の創造、新たな生産性の獲得、サステナビリティ、組織基盤整備、人材育成に取り組んでいます。これらの施策を通じて、地域社会への貢献と企業価値の向上を目指しています。
ヤマザワグループは、地域社会との絆を強化し、従業員が輝く企業を目指すことで、すべてのステークホルダーに満足を提供することを基本姿勢としています。新型コロナウイルス感染症の影響にも対応しながら、お客様の生活基盤を支えるライフラインとして、さらなる支持を得るために尽力しています。